一口に紅葉といっても、いろいろな発色の仕方があるのがわかる。境内の様子。やや不順な天候のせいか、休日だというのにそれほど人出は多くない。
本堂とそれにつながる渡り廊下。本堂横のイチョウの木も、見事に黄葉していた。渡り廊下のそばの岩の上に、たくさんの花梨の実が置かれていた。その花梨の実が
木に成っているところも写しておいた。虚空園と呼ばれる庭園。豊臣秀吉が参拝して、三光神を祀り、月見茶会を催したという。
国指定の重要文化財である楼門にも、紅葉は、よく映える。
夏に続いて、日産リーフのモニター市場に応募したところ、また試乗させてもらえることになった。今度は、4日間と幾分モニター期間は短いが、休日には、秋の京都に、行ってみようと思った。さて、当日私が乗ることになったリーフを取りに、大阪日産の宝塚営業所に行ってみると。用意されていたリーフは、前回と同じブルーの車体の、中間グレードのものだった。前回3000キロほどしかなかった距離計も、今回は12000キロを超えている。あれから、色々な人が試乗したのだろう、車体の下部には、少し擦り傷のような跡が残っていた。担当の人と、その状態を確認してから、私は、リーフに乗り込んで、宝塚を後にした。用意されていたのは、前回と同じリーフだった。
リーフは、前回と同じように、快適な走りを続けた。全く静かで、加速しても耳に入るのは、幾分冷たさを増した、秋風の、風きり音だけである。私のお気に入りのルート、173号線を川西から、能勢町、篠山市と走りぬけ、亀岡市の9号線に入った。相変わらずの加速の良さで、山間部の登坂路でも、追い越し車線を使って前を走るガソリン車を、次々と抜いていく。晩秋の山里の風景の中を、リーフは、実に静謐に駆け抜けていく。
2時頃、途中での止むを得ぬ用事を済ませたあと、京都市右京区にある妙心寺に向かった。意外に早く用事が終わったので、同乗していた家内の、せっかく京都に来たのだからと言う言葉に応じて、9号線を南下して、嵐山(平日なのに、意外と観光客が多かった。紅葉見物だろうか)から嵯峨野を抜け、、大覚寺、広沢の池から衣掛の道を使って、銀閣、竜安寺のそばを通り抜け、リーフは、妙心寺に着いた。妙心寺山門と、入ってすぐの境内の様子。
入ってすぐにある塔頭,退蔵院の中の庭園の様子。妙心寺には、こうした大小様々の46の塔頭があり、退蔵院は家内が最もお気に入りにしている。退蔵門内の、枯山水庭園。退蔵門内の水琴窟、蹲(つくばい)。葉影の下の黒い陶器に、水をかけてその美しい音色を楽しむ。
妙心寺には、ほかにもたくさんの塔頭がある。この日、訪れた他の塔頭の写真のいくつか。深まる秋の風景が綺麗だ。夕方近くになり、徐々に人影がまばらになる。
夕方の木漏れ日に照らされる,退蔵院元信の庭。
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