17日の土曜日の朝、急遽、木曽の妻籠と馬籠に行くことになった。あまりに急だったので、当日の泊まるホテルの予約と、旅行の準備に手間取り、午前10時を過ぎてからの慌ただしい旅立ちとなった。妻籠・馬籠のある木曽路中山道へは、学生時代から何度も旅行しているが、今回は前回から10年以上の年月が過ぎての旅行となる。地元のインターから高速道路に入り、昼過ぎぐらいに、小牧ジャンクションを経て、中央道にはいり、宿泊予定の伊那市内のホテルを目指した。小牧ジャンクションを過ぎて中央道に入ると、周辺の景色が一変し、関西では見られない高さの山々の姿が現れる。駒ヶ岳サービスエリアより写した、駒ケ岳(?)の姿。宿泊予定の伊那市内のホテルには、夕方の7時前に着いた。
翌日、早々にホテルを出発し、100キロ近い道のりで中央道を南下し、飯田山本インターを降りて、妻籠へ向かった。妻籠宿の様子。奥にそびえる大きな山は、昨日通り過ぎて行った長大なトンネルがその下にある恵那山。妻籠宿の水車。私も何度もこの前で写真を撮っている。水車小屋の前で出会った、乳母車に乗せられて、散歩中のワンちゃんたち。外国人観光客の姿も多い。日陰で涼をとる、若い外国人女性の姿。とてもきれいだったので、声をかけて、写真を撮らせてもらった。食事をした後、妻籠を後にし、10キロほど離れた馬籠に向かった。馬籠宿の様子。馬籠宿は、木曽街道の最初の宿であり、「これより北、木曽路」の道標が、付近の街道の道端に立っている。木曽路の始まりということもあり、宿場内は急な坂道が中央を通っており、旅人は、皆、この坂道の急斜面に、息を荒げなくてはならない。
馬籠、藤村記念館近く。馬籠宿から望んだ、恵那山の山容。木曽妻籠宿で出会った若い外国人女性観光客。「写真を撮らせてほしい」という、厚かましいお願いに、快く素敵な笑顔を向けてくれた。