久しぶりに旧式のEWIの音源(EWI3000m)を出して使ってみると「replace Battery」の表示が出てしまった。音を出してみても、正常に発音せずに妙に倍音が大きかったり、音程がでたらめだったりだった。どうやら内部メモリ用の電池が消耗してしまったらしい。保管しておいたマニュアルを見てみると、電池寿命は3年程度で、電池交換はメーカーへの依頼すべし、とのこと。
ネット上で同様の症状で検索をしたところ、数件の情報がヒットした。自力で電池交換した方のページもみつけることができた。これを参考に、まずは内部の状況を確認するため、音源の分解に着手してみた。
主観的なのだが「バッテリー」と言うと箱型のものを最初に想像してしまったのだが、ここではボタン電池のこと。基板を露出させるためのねじを10本(多いっ)外してはじめて音源の内部を確認してみた。
15年以上前の製品である。基板の様子をみても、比較的大き目のチップが装着されている。基板上の密度もそれほどは高くない、とみた。これなら何とか電気工作できそうだ
装着されていたのは、写真のようなボタン電池。現品には「BR2330」と表示されているが、特徴的なのはボタン電池に+と-の端子が溶接(?)で直付けされていた。こういうのははじめて見たなあ。。。この端子が基板にはんだ付けされていた。端子を基板から引き抜き、交換できる電池をネットで物色。。。
ない・・・。
他の方の情報を参考に電池ホルダーを増設し、ボタン電池を交換する方法をとることにした。現在、電池ホルダーを手配中。続報は次回で・・・。