◆ご注意◆決勝結果ネタバレです!
先週の中国GP決勝は、またも雨。予選PPを獲得した、今季よりレッドブルに移籍したS.ベッテルが通算2勝目を挙げた。昨年のイタリアGPに続き、またも雨中のレースを制したベッテル。雨で速いドライバーの能力の高さは、過去の歴史も証明している。間違いなく将来のチャンピオン候補であると感じる。このままレッドブルのチームとともにあるのか、それとも、メーカー系チームの争奪戦が起きるのか。
今夜のバーレーンGPは、3戦ぶりのドライコンディション。予選ワンツーを決め初優勝のチャンスのTOYOTAだったが、ブラウンGPとJ.バトンのレース巧者ぶりに後塵を拝し、初優勝はお預けとなった。ブラウンGPは開幕4戦で3勝を飾る安定感を発揮している。このまま2009年シーズンを圧倒しつづけるのか、マクラーレン、フェラーリの2強は巻き返しを図れるのか。
開幕4戦を終えての総括。勢力図に大きな変化が表れているのは、言うに及ばない。しかし際立つのは、昨年のチャンピオンであるマクラーレンとフェラーリの戦闘力の不足である。技術的なディフューザーの有無で力関係に変化が表れることに期待している。やはり役者がきちんと出てきてくれないことには・・・。個人的にはBMWザウバーの不振も残念なところ。ウィリアムズ・トヨタの中島一貴にも、もっと上位争いに加わる走りを期待したい・・・です。