宇都宮のTOHOシネマズでレイトショーで見てきました。
レイトショーで訪れたのは初めてでがらがらを想像していたのですが、かなりにぎわっていました。「インシテミル」のお客さんが多かったようですが、この映画も座席は4割ほどの入り。上映館も少ないようなので(北関東では宇都宮だけ)、遠くから来るお客さんもいたのではないでしょうか。
この映画全体の価値は、大きく二つあると思います。
■三度の王座を獲得した足跡・セナの人間性とライバル関係を軸にしたヒーロー像の描写、1990年前後のF1の記録映像
■セナの内面と信仰、マシンの進化とレギュレーション規制、セナの事故に至る過程などを結びつけた魔のサンマリノGPの結論付け
以下は箇条書きに感想を・・・
●当時のF1マシンが、空力付加物が少なくってシルエットが美しいです。また、タバコ広告規制が皆無に近く、時間経過を感じます。トールマン→JPSロータス→CAMELロータス→Marlboroマクラーレン→Rothmansウィリアムズとマシンを乗り換えます。
●プライベート映像もありますが、ドライバーミーティングの映像が初見で新鮮でした。
●大スクリーンで見るオンボードカメラは迫力がありました。
●事故が起こる1994年サンマリノGPは、セナの他にも大クラッシュが3つ。やはり悪夢としか言いようがありません。
映画を見終えたのが、ちょうど午前0時。がらがらの4号BPを走って帰りました。いつもよりもなんとなく飛ばしたくなる気分になりました。