小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

苦しかったのかな

2018-04-13 | 犬&猫との暮らし
昨晩、カヤはどこか痛かったのか、不快だったのか、
とても寝苦しそうにしていた。

ソファのあっちに行っては、くたっと、
こっちに移動しては、ぐしゃりという感じでうつぶせる。
しまいには床に降りて、暑い夜にそうするように、
おなかを床につけて寝そべったりした。

苦しいのかな、だと、つらい。

犬の脾臓腫瘍について調べると、
やっぱり悲観するしかないようなことしか書いていない。

血管肉腫やリンパ腫だと無症状の場合でも、
仮に脾臓を摘出できたとしても、ほとんどの場合、転移しており、
余命は平均3~6カ月と、厳しいことが綴られている。

今、症状がなくても、脾臓にしこりがあるということは、
いつ爆発するか分からない爆弾を抱えているようなものだと…。

すでに分かっているのに、改めて読んだ自分がバカだった。
哀しくなるばかりだった。

腫瘍が良性でも、爆発するって、どうなのよ!!!
良くても悪いって、何なのよ!!!
と、やりきれない気持ちでカヤを見る。

爆発物を不法所持しているため、怖くてトリミングにも連れ行けない。
ボサボサ毛で、ロッド・スチュワートみたい(笑)



余命がそんなに短いのなら、なるべくそばにいてあげないとね。
「いま、ここ」の呪文を唱えながら。
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ピヨちゃん人形持参で通院

2018-04-11 | 犬&猫との暮らし
カヤは車に乗せるたびに、クレートの中で震えるので、
今日の通院時には、カヤの大好きなピヨちゃん人形に同行してもらった。

走り出してしばらくは、ピヨちゃんをくわえたまま震えていたけれど、
いつもより早く震えが収まり、狭いクレートの中でも、
ピヨちゃんを隠そうと、カヤは鼻でしきりに敷物をかけていた。

まったく隠されていなかったけれど、
移動時の不安が少しは紛れて、よかったかも。



診察室に入ると「さて、いかがですか」といつもの問いかけ。
この1週間、カヤに目立って変わった様子はなく、
水分の少ないウンチになって、その状態も安定している。

触診後、先生は「腫瘍も特に大きくなっていませんね」とおっしゃった。
腫瘍が大きくさえならなければ、悪ささえしなければ、いい。
カヤが寿命を迎えるまで、腫瘍と上手に付き合えればいい、そう思う。

先週同様、免疫力を強化する腫瘍対応の薬剤を注射し、
「ついでに徹底してやりましょう」ということで、外耳炎の処置もして、
新たに調合された1週間分のホメオパシー薬が処方された。

この先1週間後に受診して、「落ち着いているようなら、
2週間に1度、3週間に1度と間を開けていきましょう」と
言ってもらえ、ちょっとホッとした。

もう一度、気功の定義や歴史をおさらいするために、
鵜沼宏樹先生の『医療気功』を読み始めた。



鵜沼先生は、北京中医学院(現・北京中医薬大学)を卒業し、
日本で針灸・指圧師の資格取得。
日本ホリスティック医学協会の名誉会長である帯津先生が設立した
帯津三敬病院や帯津三敬塾クリニックに勤務した後、
「統合針灸治療院元気」を開設し、継続して
末期がんや難病の患者さんの鍼灸、気功治療にあたっている方だ。

この本は、気功の理論がひもとかれた、優れた入門書だけれども、
知識に縛られて頭でっかちになるのではなく、
気負わず、ゆるりとした心のままに、学んでいこうと思う。

今朝、昨日レッスンをしてくれた烏山さんから、
「気は出ています。無になり、ゆっくりとした呼吸を繰り返してください。
迷いの気は入れない方がいいので、
不安がありましたら、お問い合わせください」というメールが届いた。

何をするにしても、なるほど、迷いとか不安、疑念は、
まっすぐに進む道を見えなくする素になるわけで、
単純に「いま、ここ」の作業に取り組めばいいのだな。
いい結果だけをイメージして、でも、それを期待しないという、
「空(くう)」の心持ちが大事のようです。
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気功を習いに

2018-04-10 | 犬&猫との暮らし
カヤの腫瘍、なんとなく大きくなったように感じるのは、
私の不安からか、本当に少し肥大したのか……、
カヤは相変わらずピヨちゃん人形をくわえて歩き、
尿漏れは進行したけれど、暮らしぶりに変化は見られないのだけど。

昨日、気功家の烏山さんが、気功のミニ講習をしてくれるというので、
昭島市にある会場に出かけて行った。

「黒っぽい服を着て来てください」と言うので、何かと思えば、
私の指先から気が出ていることを確かめるためだそう。
つまり、気は見えるというのです。

指先がピリピリしたり、温かくなってきたり、
気のボールを感じたりしたことはあるのだけど、
見たことはないなあと思いながら、指導されるがままに、
気を練るというのかな、そんなことをしていたら、
烏山さんが、私の手から「やわらかい気が出てますよ」という。

私には、自分の気は見えなかったのだけど、
烏山さんが向かい合わせにしていた左右の指と指の間に
ほの白い帯のようなものがうっすら見えた。
受講生に確認してもらうために、烏山さんも黒い服を着用していた。

「えっ? 目の錯覚?」と、アワアワする私に
「錯覚じゃないですよ」とあくまでも冷静なお返事。

烏山さんの手から出ている気は薄くほのかに見えただけだったが、
それより青空にかざした掌の先に、烏山さんが
「それが気ですよ」という、キラキラ、チラチラしたものが
たくさん見えたときには、我ながらびっくりした。

烏山さんが言うに、がんの患者さんに気を送るときは
脾臓のがんじゃなくても、まず脾臓にも気を当てるといいます。
脾臓には感染を防御する働きがあり、
免疫機能とも深く関わっているからだそうだ。

やはり脾臓は大事な臓器なのね。
そうよね、必要のない臓器なんて、ないわね。
どれもみな、大事。

カヤの脾臓にも、少なくとも10分間は手を当てて、
ただただ「無心に」気を送っれあげてくださいとのこと。

「今日、お知らせしたやり方で練習を積めば、
もっと簡単に気を送ることができるようになりますよ」と励まされ、
やってあげられることが限られている中で、
ひとつでも、してあげられることが増えて、ありがたいと思った。

講習料を払おうとしたら、この気のミニ講習は、
自分がこういったこと(健康増進や予防の意義)を発信する場で、
社会還元(社会貢献)の一環だから無料でやっていこうと思っている、
などと、尊いことを口にするのです。

結局、無料で教えてくれて、感謝、感謝なのでありました。
「六神丸」と「熊胆園」がなくなったら、
今度はまた烏山さんから買うことにしようっと。
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治療費捻出のため節約生活続行

2018-04-06 | 犬&猫との暮らし
4月4日は、カヤの脾臓腫瘍に対する治療を始めて1週間後の定期受診日、
必須の用事を済ませて、何とか午前中の診療時間に間に合った。

1週間、指示された通りにホメオパシー薬を飲ませ、
私にできる範囲で、レイキやイメージの力を利用して、
患部に働きかける方法を実践した。

「脾臓がん」と宣告された当初は、
私が外出中に、カヤの脾臓が破裂していたらどうしようと、
帰宅するまでドキドキしたり、
日に日に衰えていくのではないかと、気が気じゃなかったのだけど、
カヤに病犬的なところが見られず、これまでと何も変わらない。


先週末預かった、妹の愛猫かよこと。

ウンチも至って良好で(むしろ状態が良くなっていたので)、
心配した様子で「さて、どうですか」と聞いた森井先生に、
「変わりありませんし、ウンチの状態もとてもいいです」と告げると、
「ほう」と声に出して、明るい表情をされた。

触診した先生は「あれ、なんだか少し小さくなったような」と
つぶやいたけれど、そんなに簡単に
腫瘍が小さくなることはないだろうから、ぬか喜びはしないよう、
「だといいのですが」と心の中でお返事した。

カヤの姉妹犬マリンちゃんが、乳腺癌、悪性リンパ腫の末、
脾臓腫瘍を患って脾臓を摘出した話をした。
先生は「カヤちゃんと同じじゃないですか。体質が似ているんですね」といい、
幸い腫瘍は「良性」だった旨、告げると、
「それじゃあ(お腹を)開いてみますか」と聞いてきた。

でも、今のカヤでは、全身麻酔の手術は厳しい。
マリンちゃんが手術したのは3年前、シニア犬の3年の差は大きい。
やはり「開かない」ことにしたのでした。

「今日は、また免疫力を上げる注射をし、
ホメオパシーはこれまでとは違う調合をします」と先生。
同じレメディを使い続けると、効果がなくなってくるかららしい。
ホメオパシーは本当に不思議な療法だと思った。

トリミングに行くはずが、腫瘍発覚で先送りすることにしたため、
森井先生のところで爪切りをお願いし、
爪切りが苦手な私はひとまず安堵したのだけど、
皮下注射や1週間分のレメディのほか、
耳の処置、爪切りも含めて、8,700円余のお支払。

毎週8,000円くらいかかる治療費を捻出していくには、
もっと働かなくちゃなあ、節約生活を徹底しないといかんなあ、
と、ビール(発泡酒ね)を飲みながら思った、
ぬかりだらけの母さんでありました(>_<)。
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漢方薬は犬にも強い味方

2018-03-31 | 犬&猫との暮らし
カヤと一緒に保護された姉妹犬のマリンちゃんの飼い主さんからのコメントで、
マリンちゃんが、やはり脾臓腫瘍を患い、摘出していたことを知った。

3年前のことだから、もう少し若かったから手術も選択できたし、
幸い腫瘍は良性だったとのことで、飼い主さんはどれほどホッとしたことだろう。

そして、この2月に、マリンちゃんが
慢性的なひどい下痢を克服できた経緯が分かった。

知人の紹介で知った漢方薬を用いた「ハルペッツクリニック」という
内科治療専門クリニックの処方が、つまり漢方薬が、
それまで打つ手を失くしていたひどい状態から
マリンちゃんを解放してくれたのだそうです。

マリンちゃんは悪性リンパ腫を患ったとき、
抗がん剤による治療を行ったそうなのだけど、
やはりそれが免疫力を低下させ、消化器系にもダメージを与えたようだ。

漢方薬クリニックの院長先生がそう指摘して、
マリンちゃんの症状に見合った漢方薬を処方してくれたところ、
見事に下痢が改善しただけでなく、
元気を取り戻し、耳の状態(外耳炎)も毛ヅヤもよくなったとか。


わたしは毛もちょっとボサボサ by カヤ

そのクリニックは一度きちんと受診して処方してもらえば、
毎月薬は郵送してくれるそうなので、家が遠い場合はありがたい限り。

院長先生は「がんも漢方薬で治りますよ」おっしゃっているそうです。

森井先生も抗がん剤は使わない方針だし、
カヤの治療の選択肢にも漢方薬が挙がっていたので、
漢方薬は種類も多いし、やはり広範に有効なのだと思う。

カヤにはまず、森井先生の得意とするホメオパシーで
対応していくことになったけれど、
姉妹犬のマリンちゃんとカヤは、体質も似ているだろうし、
病歴も同じなので、マリンちゃんに合った漢方薬の話が聞けて、
心を強くしたのでした。




麻布十番から有栖川公園に向けて歩いていたとき、
偶然、麻布氷川神社の前を通りかかった。

カヤのことをお願いして、おみくじを引いたら「末吉」。
今は我慢が必要らしい。
祈願も込めて、今回は境内の所定の場所に結んで帰ってきました。
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手ごわそうな脾臓がん

2018-03-28 | 犬&猫との暮らし
肝臓がんや膵臓がんはよく耳にするけれど、脾臓がんとはねえ……。
調べてみると、人間の罹患報告より犬のそれの方が多いように思った。

まったく予想もしていなかったので、心の準備もなく、
また、脾臓がんの知識もなく、それ以前に脾臓の役目も曖昧だった。

重要な働きをしてくれている臓器なのに、
これまでを振り返っても、思い遣ったことがなかった。

そんな脾臓に腫瘍ができると、犬の場合には
「その50%~70%は悪性とされ、血管肉腫など、
かなり症状の重いものであることも多いとされます」とあった。

仮に良性であっても「破裂する恐れがあり、
出血により死亡することもあるとされています」って、
良性だったからと言って、楽観視できないどころか死に至るなんて……。
脾臓に腫瘍ができたら、悪性・良性にかかわらず、
非常によろしくないわけです。

こんな記述もありました。
「ある過去の報告では、手術のみの生存期間は約2カ月、
手術+抗がん剤で約6カ月といわれ、
1年生存する犬は10%程度といわれております。
それだけ進行が早く、血管肉腫は現在治療が難しい腫瘍です」

ひどいじゃないか!と思いました。

産まされるだけ、子犬を産まされ、
目の病気も耳の汚れも放置されて機能を奪われ、
用なしになったら放りだされて。
やっと家庭犬になれたと思ったら、
繁殖犬で健康体じゃなかったために、難治性腸疾患をわずらって、
腹水パンパンでも死なずに済んだところ、かすかにあった聴力も失って、
そのうえ、最後には脾臓がんって、ひどいじゃありませんか!

カヤ、可哀想すぎるよ。
満開の桜が咲き誇る中、あてもなく車で走り回りながら泣いた。

泣くだけ泣いてから、カツを買って帰った。
アスリートや受験生の縁起担ぎか(笑)。

手ごわそうだけど、負けない。
とにかく、やれることはやる。
カヤが苦しい思いをしませんように、願いはそれだけ。



敷いてあったタオルを自分でかけてお昼寝中。
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カヤに脾臓がんの告知

2018-03-28 | 犬&猫との暮らし
ここのところ、すっかり暖かくなり、
朝方、カヤが私の布団に潜り込もうとして、
ひんやりした被毛に起こされることもなくなった。



今日は月(正確には4週間)に1度の検診日。
ALB値1.8g/dlが出てから初めての検診である。

森井先生が電話で語った内容が記されている検査結果を手渡しながら、
やはりALB値の低さが気になるところだけど、
おそらくカヤはずっとこんなものだったろうから、
何か対処するべきか、というと「微妙です」とおっしゃった。

そこで、最近、気になる空咳について相談すると、
思った通り心機能の低下によるということだった。
加齢によるものだから「薬を処方し出したら、
キリがなくなるんですよね」と先生。

心臓の薬の追加は見送り、経過観察ということになったのだけど、
もっと大変なことが発覚したのでした。

先週、カヤの左わき腹に、
小さな鶏卵を縦半分に割ったような大きさのポコリとした、
脂肪腫のようなものがあることに気付いた。

座っていたり、立っていると、よく分からないのだけど、
左半身を上にして手足を伸ばして横になっていると、
脂肪腫ほどしっかりした感触ではないものの、
ポコンとした膨らみがよく分かる。

森井先生にも触ってもらい、念のためエコー検査をしたところ、
「これは脾臓がんですね」と、
うっかりしていると聞き逃してしまうほど、あっさりとおっしゃった。

えええええーっ! 脾臓がん?! なんなんだあー?って感じでした。

脾臓がんは悪性の血管肉腫である場合が多く、
悪性かどうかを判断するには、脾臓を摘出するしか、ないらしい。
治療としても、摘出が最善策。

ただし、カヤはALB値も低く、必要なタンパク質を吸収できていない。
抵抗力、免疫力も低いので、全身麻酔の脾臓摘出手術は
非常にリスクが高いといいます。おっしゃるとおりです。

そのうえ、何日になるか分からないけれど、入院が必要とのこと。
全盲で耳も聞こえないカヤには、自宅でもない、
私もそばにいない、という極めて不安で厳しい環境です。
それだけで、ものすごいストレスでしょう。可哀想すぎる。

なので、カヤには手術以外の選択肢である
ホメオパシーや漢方薬を試していくことになり、
毎週1回、通院治療することが決まった。
毎週水曜日は、何とか取材や会議を入れないようにして病院通いです。

処方されたホメオパシー薬はこれまでとは違う投与の仕方をする。
ホメオパシー療法の神秘性を実感させられるやり方……。

「慢性疾患&がんを直す患者さん用ホメオパシー薬(レメディ)」
という表題の説明書には、投薬の仕方の一番下に
「この方法によって、がんによる生体への悪影響を大きく減らすことができ、
ホメオパシー薬の作用を維持し、治癒率を大きく高めます。
多くのがん患者さんで実証された方法です」と書かれていた。

ホメオパシーが効くことは、これまでのカヤで実証されているので、
どうか脾臓がんにも有効でありますように、と祈りながら投与を開始した。
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カヤ、気功治療を受ける

2018-03-09 | 犬&猫との暮らし
気功治療家となった烏山さんは、私の背中に両手のひらをくっつけて、
後ろに引っ張った。いや、引っ張ったわけじゃない。
手を自分の方に寄せただけなのだろうけど、烏山さんの手のひらは、
まるで磁石のように私の背中にくっついているので、
私は引っ張られて、「おっとっと」と後ずさりするしかない。

おかしくなって笑ってしまいました。

私のお腹の前に、気のボールを作って押してくるので、
これまた私は「おっとっと」と後ろにひっくり返りそうになる。

もちろん、気のボールなんぞ、見えやしないのですよ。
見えやしないのに押されてしまうのです。

楽しくて、キャアキャアしていたら、
烏山さんが「カヤちゃんに気を入れて帰りますね」と言う。
おお、ありがたい。

彼はしゃがんで、カヤには直接触れずに、
腰や頭を包むように手をかざし、5分くらいじいっとしていた。
最初カヤは動いていたけれど、そのうち静かに寝そべって
気功を受けていた。

犬は「すんごく気持ちよかった」とか「じんじんした」とか
言わないけれど、兵庫県には実際に、動物のための気功院もあり、
症例が紹介されている本も出ている。



熱心に行えば、きっと良いほうに作用するのではないかしら。
カヤの、すぐグジュグジュになってしまう耳や
薬ではどうにもならない尿漏れ、何とかなるとよいなあ。
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パピーミル業者摘発

2018-03-03 | 犬&猫との暮らし
まさに芋洗い状態で、
コンクリートブロックの囲いに入れられているのは
全員、繁殖犬なのかしら。ひどい。



ここは福井県坂井市内にあるパピーミル。

3月1日、日本動物福祉協会が動物愛護管理法違反の疑いで、
県警に刑事告発するというニュースが流れた。

2017年の12月には犬猫合わせて385匹を飼育していたらしい。
写真の囲いの中には50匹以上が入れられていたそうだ。

ほかにも狭いケージで飼われている犬猫多数、
エサは1日1回、病気やケガをしてもほったらかし。
で、“虐待の疑い”が持たれているのだ。

こんな飼い方、明らかに虐待です。

昨年の11月末から県の指導が8回も入っていたらしい。
日本動物福祉協会の問い合わせに、県は
「一時は飼育員1人で400匹だったが、3人400匹になり、
現在は3人で250匹と、段階的に改善している」と答えたそうですが、
それでも1人で80匹の面倒を見ることになる。

尋常じゃない。80匹だって1人で世話をするのは無理!

業者は、今いる犬猫を「手放さない」と言っているらしいのだけど、
動物愛護管理法に、もう少し強制力をもたせないことには、
こういったパピーミルは撲滅できませんね。

パピーミルや量産ブリーダーから、不要になった犬猫を
可哀想だからといって引き取ってくる保護団体も
考え方ややり方(行政との連携も含めて)を変えていかないと、
パピーミル業者の飼育方法を改善させたり、
悪徳な業者を根絶やしにすることはできないと思うんだけどなあ。
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カヤ、ALB値2.0を切る

2018-03-01 | 犬&猫との暮らし
森井先生に電話で、カヤの血液検査の結果を聞いた。
開口一番、先生は「やはり総タンパクが低く、4.3g/dlでした」
とおっしゃった。

そして、ALB値も下がっていて1.8g/dl。
1.8~! どひゃ~! 冷や汗タラタラです。
ALB値が2.0g/dlを切ったのは3年ぶりくらいかも。

腎機能を表す数値も高く(悪く)、
アミラーゼは高め、カルシウムは低めと
あまり良くない報告だったのだけど、
森井先生は「特段、緊急性はないので、来月の診療日に
加える必要がある薬など精査しましょう」と、さらりとおっしゃった。

えっ? えっ? ALB値1.8g/dlは緊急性、ないですか?
酒井先生なら悩みながらも、すぐに「ステロイドの投与を」と
おっしゃるに違いない値ですが!

ALB値が「2.0を切ったら地獄」と思い詰めてきたために
頭が切り替わりません。

うわずった声で「な、何もする必要はないですか?」と聞くと、
「するとすれば、やはりステロイドの投与になるのでしょうが、
カヤちゃんはこれまでも決して高い値できたわけじゃないでしょう。
これくらいで過ごしてきたんじゃないですか。
このくらいの値でも、生きていくのに問題ありませんし、
今の状態を見る限り、緊急性は感じませんよ」とおっしゃった。

ああ、なんだか、ホッとしていいやら、悪いやら。
いやいや、いいんだ、いいんだ。

それなら、脂肪分が少なく、高タンパクな食事、
アミノ酸摂取の方法など、フードを少し見直すことにしよう。

なんだか、ずっとドキドキしっぱなし……。はあ~。

混乱しながら、しばらく与えていなかったおやつを
あれこれ買い込んでしまった。



馬肉、鹿肉、鶏レバーetc、etc、
どうか、どのおやつも軟便になりませんように!
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16、7歳くらいの血管といわれたカヤ

2018-02-28 | 犬&猫との暮らし
27日は、月に一度のカヤの診察日。
カヤの体重8キロ半。
腰骨がゴツゴツと浮き出て見えるようになってしまいました。

森井先生は「急激に痩せたわけじゃないので、
高齢化現象だと考えていいだろう」との見解でしたが、
「内臓疾患も疑って、そろそろ一度血液検査をしておきましょう」
ということで、採血することになった。

最近、いつ血液検査をしたか聞かれたのだが、
正確に覚えていなかった。去年の夏だったかな。

それまでは春夏秋冬、3カ月に1度の割で、
ALB値を測定するために検査してもらっていた。

ALB値が0.1上がった、下がったということに一喜一憂し、
少しでも下がれば、心配性の酒井先生から
「内視鏡検査をすれば、何か病変は発見されるはずで、
一度ALB値が低下すると、そこから上げるのが一苦労なので、
下がり始めたら、早めに手を打たなくてはなりません」と
検査のたびに釘を刺されていた。

ALB値を上げるのには本当に苦労したし、
ステロイドや免疫抑制剤の断薬にも気を使ったので
酒井先生がおっしゃることはよ~く分かる。痛いほど分かる。

ただ酒井先生の打つ手を聞くと、どうしてもステロイドと
免疫抑制剤の投与に限られてしまうようなのです。
漢方薬とかホメオパシーとか他の選択肢や、
食事療法も含めて、予防的な処方箋が乏しいのが心細い。

ALB値が低下しても、今となっては
酒井先生に治療を委ねきれないのだとしたら、
そちらで血液検査をしても意味がないのではないかと思い、
3カ月に1度の採血もしなくなってしまったのでした。

確かに増悪期にはステロイドが有効で、
森井先生もステロイドを投与すると思うけれど、
それと並行して、ほかの処方の引き出しが多いことが
遠くても通う理由のひとつなのだ。

そして、いざ久々の採血という段になって、
カヤの右前肢には、血管が浮き出てこなくて、
なかなか採血できない。見ていてハラハラしました。

酒井先生が、カヤの首から採血していたのは、
前肢から採血しにくかったからのようです。

森井先生は「この浮き出してこない血管からすると、
カヤちゃんはもっと歳かもしれませんね。
まるで16、17歳の犬のような血管です」と言うので、びっくり。
続けて「眼だけ見ていると20歳くらいに見えるけど」などと言うので
さらにびっくりしてしまった。

ええええーっ! 16、7歳? 
繁殖犬として酷使されて、そこまで長生きできるのかなあ。

眼はもう機能を破壊してしまったのだから、
どんなに高齢犬に見えても当然かもしれないけれど、
16、7歳と思われるまでに、血管もヨレヨレだったのか……。

それでも、こうして何とか維持しているのだから、
大したものだという。

聴診器を当てれば、確かに心臓の機能も低下しているようで、
血液検査の結果によっては、薬剤の追加を考えなくてはいけないらしい。

「心臓疾患だと、あっという間に逝ってしまいますからね」と先生、
「苦しい闘病がなくて、カヤさえ楽なら、それはそれで仕方ありません」と私。
先生は「そうですね、ピンピンコロリが一番ですね」と言い、
「私たちだって、いつどうなるか分かりませんからね」と笑った。

そりゃ、そうだ。
最近も病気には縁がなかったという
俳優の大杉漣さんが急逝された。まだ60代である。

どうなるか分からないけれど、私はやはり
きちんとカヤを看取ってから逝きたいと思った。

検査結果は翌日の午前中に出るとのこと。
2月中、カヤのおなかの調子が不安定だったから、
ちょっとドキドキだ。ALB値が心配。

そして、血液検査もしたし、免疫力をあげる皮下注射も打たれたし、
今日の診療費はいくらだったろうと、こっちもドキドキだ。
あれやこれやで3万4500円超、うぇ~ん、厳し~い!

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早く見つかれ、脱走ワンコ

2018-02-25 | 犬&猫との暮らし
広島県の動物保護団体ピースワンコ・ジャパン
(母体はピースウィング・ジャパンというNPO法人)の施設から
2月21日、保護犬12頭が脱走したというニュースが流れた。



ピースワンコを知っている人たちは一様にぎょっとしたに違いない。

というのも、ピースワンコでは基本的に不妊(避妊・去勢)をせず、
譲渡先の判断に委ねる形を取っているため、
譲渡前、あるいは譲渡先でも不妊をしないまま逃げ出してしまった場合、
ワンコたちは交配自由な状態になり、
望まれない繁殖が行われる可能性があるからだ。

「逃げ出したのはいずれも体長1メートル未満の雑種」
と書いてあったけれど、「体長1メートル」というと相当大きいですよ。
犬の体長というのは胸骨端から坐骨端まで、胸からお尻までですからね。
かなり大型のワンコが含まれていたということかしら。

24日の朝までに6頭が捕獲されたそうですが、
残りの6頭は、どこをうろついているのだろう。
愛護センターや保護団体の施設の中に比べたら、
外はまだまだ寒いだろうし、簡単にエサにもありつけないだろう。

「殺処分ゼロ活動施設」という書き方も、なんだかなあ……。
ピースワンコでは、1,500頭を20名のスタッフで見ていたと聞き、
その厳しい状況にため息が出た。

そもそも、なぜこんなに多くの犬猫が
愛護センターに収容されたり、保護団体が引き取られるのか、
その理由を見定めて、元をたださなければ、
「殺処分ゼロ」の数値目標が虚しくはためくばかりで、
自治体も保護活動団体も、現状から逃れられないのではないかな。

店頭での生体販売の禁止やシリアスブリーダー以外の自家繁殖の自粛、
これらの徹底が必要なのはいうまでもないでしょう。

保護活動をやっている人達だって、そこに保護されている犬猫だって、
もう、いっぱいいっぱいですよ。

カヤの出身団体のボランティアさんの話を聞いても、
何年も前から、あまり状況は変わっていないように思う。


トリミング後のカヤのしっぽ。短さが目立つなあ。

こんな不要な断尾は、もうやめたほうがいいですよね。
断尾や断耳が、誰のために、何にためにあるのか、私にはまったくわかりません。
ワンコのために、必要なことでしょうか。

断尾や断耳に限らず、私たちの生活の中で、
本当に必要なのかどうか、改めて考えてみるべきことって、
意外とたくさんあるのではないでしょうかね。
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ぱったり止まった目ヤニ

2018-02-10 | 犬&猫との暮らし
本当に不思議!
カヤの右目は、あんなにひどい目ヤニに悩まされていたのに、
ぱたっとでなくなった。

なぜだろう。
ありがたいことなのだけど、
「徐々に」というより「ぱったり」となので、
本当に不思議なのだ。

カヤの目は「瞳孔はあったのかしら」と思うくらい、
白濁どころか、なんだかもう、
どこかの惑星のような模様になってしまっている。

  
         目ヤニがひどかった右目と、「水晶体脱臼かも」と言われた左目   

こんな視点も定かではない目でも、私の顔のほうに向いていると、
ついニッコリ微笑んで「よしよし、可愛いカヤ」と言ってしまうわたし。

ここのところ、軟便が続くなど不安定だったけれど、
カヤのおなかも何とか「こらえている」という感じ。

最低気温が氷点下の日が続いているので、体調を崩す犬猫が多いらしい。
カヤだけでなく「どうかみんな健やかに!」と願う日々です。
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カヤ、おなかが不具合

2018-02-04 | 犬&猫との暮らし
カヤの軟便が続いたので、久しぶりに少々慌てました。
2日のトリミングの最中にも緩い便をしてしまったらしい。

そのため、デジカメやスマホのアルバムに
カヤのそれが記録されることとなり、
うっかりそれが映し出されると、「わっ!」とのけぞることになる。

季節柄、放っておけないので、
昨日、1週間前に定期検診に行ったばかりの森井先生のところに
その証拠写真を持って駆け込んだ。

カヤにとって、緊張やストレスも軟便の引き金になるため、
車載のクレートに入れっぱなしで移動するのは避けたかった。
そこで妹に同行を頼み、車での移動中、
助手席でカヤを抱っこしてもらっていた。



午前中の診療時間内に何とか滑り込むと、
森井先生に「あれ?」という顔で迎えられる。
軟便の画像を見せると、腸を触診してから、
栄養剤の入った下痢止め(?)の注射をしてくれた。

森井先生が数値による診断に頼っていないからなのか、
まだその必要がないという判断からか、
森井先生のところでは、これまでも血液検査をしたことがない。
昨日もALB値を調べる血液検査の話は一切なかった。

私が腹水やALB値の低下を心配したので、
念のため、超音波で腸の様子を見ることになった。
すると「思いの他、しっかりした状態だし、
腹水もないので大丈夫でしょう」と安堵のひと言が返ってきた。

いや~、よかった。
それでも2、3日、フードの量を減らして腸を休ませ、
「デルクリアー」と整腸剤「ビヒラクチンDX」を飲ませて
状態が改善しなければ、また通院しなければならない。

どうか、カヤ、頑張っておくれ。

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カヤの目と榧の寺

2018-01-27 | 犬&猫との暮らし
深夜の積雪が心配されて、明けた朝、
予想通りの大雪で、一面の銀世界。
その日、門司・下関への出張が決まっていたので、
まあ難儀して羽田空港へ向かいました。

雪に弱い東京から何とか脱したと思ったら、
福岡でも雪がちらつき、寒いのなんのって……。
裏切られた感いっぱいでした(笑)。
その分、美味しいものでお腹を満たせたのでよかったけれど。

小倉で1泊しなくてはならなかったので、
毎度のことながら、カヤの世話は妹に頼んだ。
お正月の外泊時には、カヤに目薬をさすことを頼んだのに、
今回、それをすっかり忘れていた。

というのも、点眼薬に神経を使わない状況になっていたからなのです。
14日のブログに、カヤの目ヤニが増えたことを書いたのに、
それから1週間を経たカヤの右目は、いつの間にか
朝起きた時にも目ヤニで塞がっている、ということがなくなっていた。

なぜかは分からない。分からないけど、良い傾向!

で、本日、森井先生の検診時にも、なぜが目ヤニが減った話をすると、
先生が「そういえばカヤちゃん、顔がすっきりした感じ」と言い、続けて
「榧神社にでもお参りに行ったのかな」などと笑いながらおっしゃった。

聞けば、東伊豆にカヤと同じ字の「榧神社」があるらしいのだ。
先生が「道に看板が出ているから、すぐ分かりますよ」と言うので、
「それは行かなくちゃなりませんねえ」などと応じたのだった。

調べてみると「榧神社」ではなく、
天然記念物に指定されている榧の巨木が有名な、
伊豆稲取にある「済廣寺」という臨済宗のお寺で、
別名「榧の寺」と呼ばれ、伊豆のパワースポットらしい。
ここの榧の木は樹齢750年以上で、秋には実をつけるという。



写真は奈良から「お土産!」と、友人が買ってきてくれた榧の実。
銀杏のように炒って食べるのだそうですよ。
形は丸っこいアーモンドという感じ。
味見はまだしていません。

もう少し暖かくなったら、その「榧の寺」に
ふらっと行ってみようかな、カヤの息災をお願いに。
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