小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

ついてないのか、ついてるのか。その2

2009-07-17 | 犬&猫との暮らし

 車の計器パネルに点灯していたのは、ヒートランプとバッテリーチャージランプ。なんかイヤな予感。3頭を乗せたまま遠出し、出先で車が止まってしまった日にゃ、目も当てられない。私は3頭を乗せたまま行き先を変更し、とりあえずいつも車検に出している車屋さんに横付けしました。

 「こりゃダイナモかな。新品だと6万円ぐらいするんだよね。修理しても4~5万。中古を探したほうが安くあがるよ」と車屋のおやじさん。
 ええーっ! 6万は痛い! トチの手術をしたら、血液検査や病理検査もあるから、やはり6~7万は必要になると思う。そのうえ車の修理代に6万を超える金額は痛い! ホントに痛い! トホホ、ついてないなあ。

 歯の治療代もかかるのに、これじゃあ、また借金大王になっちゃうよ~。

 このままバッテリーが上がったら、車は動かなくなってしまうので、とりあえず車を預けて、午後もっとも気温が上がっている時間帯に、真っ黒い3頭を引きつれて、トボトボ自宅へと戻ったのでした。

 ものすごい勢いでパンチングしている3頭を涼しい部屋に入れ、またしてもアスファルトの照り返しを受けながら車屋へ。こっちも「ハアハア」であった。
 すると、おやじさん、
「ダイナモじゃなくて、ベルトが切れてただけだった」って。
「ファンベルトですか?」
「そう」
「そういえば、さっき動き始めたとき、カラカラって変な音がしました」
「あっ、それ、ファンベルトが切れた音だよ」

 そっか。じゃあ6万以上の出費はしなくていいんだ。ファンベルトの交換だけなら、1万ちょっとかな。おやじさんがいうに「こないだ、ぶつけられたときの保険で、少し戻りがあるから、それでできるかも」。
 ぶつけられた後の処理は先方の保険屋さんと車屋のおやじさんにすべて任せてあったので、詳細はあまり把握していないのだけど(というか「よしなにお取り計らいくだせえ」と言ってお任せしたきり、「こうするつもり」というおやじさんの説明もいい加減に聞いていたのでした)、とにかく私の懐からそれほど出費しなくていいみたい。

 ついてないのか、ついてるのか、よく分からん。ううん、ついているんだよ、きっと。結果オーライだもの。

 おやじさんは「車がないと犬たちの散歩が困る」という私に、車内が汚れても気にしないで済む軽自動車を貸してあげると言ったのだけど、「エアコンなしの」と言ったので、ぎょっとしました。
 待っていたら、結局また彩光度抜群ではあるけれど、エアコン付きで後部座席がフラットになる4ナンバーのバンを出してきてくれました。よかった~。

 明朝、夜明けとともに散歩に行けば、犬たちも暑い思いをしないで済みそうだし、散歩から帰ったとき、先にブナ&クリを部屋の戻してエサを食べさせてしまえば、我慢強いトチはブナみたいに「ご飯くれろ」としつこくせがまないから、獣医さんが開く時間まで、なんとかなるかも。やれやれ。

 明日はトチを血液検査に連れて行こう。「結局ついていたのだから大丈夫」と自分を励ましています。

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ついてないのか、ついてるのか。その1

2009-07-17 | 犬&猫との暮らし

 トチの耳の付け根にできた腫瘍を切除するかどうか、まだ決めかねてはいたけれど、血液検査だけは済ませておこうと思い、今日朝一番で獣医さんに行くつもりでした。仕事が立て込んだので、朝暗いうちから起きてパソコンに向かっていたら、雨の音…。けっこう激しく降ってきた。

 空が明るくなると、ブナとクリが「おなかがすいた」「ご飯をくれろ」とまとわりつく。トチに検査を受けさせるなら、ご飯は抜かなくちゃいけない。ほかの2頭にあげて、トチだけに食べさせないのは可哀想なので、我慢させる時はみんな一緒に我慢させています。

 けれど、外はけっこうな雨。散歩も見合わせ、検査も見合わせ、結局「飯くれろ」コールに応えて、3頭にエサをやりました。

 トチの手術の件で、ほたるとノエルの飼い主の清美さんに電話。ほたるは先日、腹部にできていた、ブナと同じようなピロロローンとした何かを切除する手術をしたばかり。
 ほたるのそれが親指大に大きくなり、おまけに口で舐められるようになってしまったとか。伏せをすれば擦れるし、ほたるが不快そうなので、切除することに決めたそうな。

 ほたるだって、もう11歳。清美さんはやはり「麻酔から覚めなかったらどうしよう」ってなことを考えたそうです。手術は無事に終わったのだけどね。

 私の中では、「僕ならすぐ手術するでしょう」という力強い言葉を聞いて、8割方、トチの手術を決行する気持ちになっていました。先生はトチの体をよく看ており、そのうえで「トチならまだ手術に耐えられるのではないか」と判断してくれているのだ思うから。

 午後になって雨がやみ、「散歩は~?お母さーん、散歩ー!」とブナがブウブウ言っていたので、うーん、カンカン照りじゃないから、木立が多い樹林公園にでも連れて行ってやるかと、重い腰をあげました。

 熱気のこもった車内を冷やし、3頭を乗せて出発すると、計器パネルにいつも付かないランプが…。ヒートランプとチャージランプが点灯していたのでした。なんじゃ、こりゃ。

 

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