小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

初めて食べたフルーツ

2010-02-17 | 食・酒
 JRタワー日航札幌ホテルは、大変行き届いたサービスで、格調のあるホテルでした。

 和洋バイキングの朝食が素晴らしかった。さすが北海道、農産物の豊かさを実感しました。

 ここで初めて目にしたフルーツがありました。ウニみたいで、見た目はなんともグロテスク。
「えっ、知らないの? ランブータンっていう果物だよ」とゆうさん。
「どこの国の果物?」と私。
「ううん、やっぱりタイとか南の方じゃない?」とかなりいい加減な返事。

 せっかくなので食べてみました。この容姿は敵から身を守るためでしょうか。イガイガは硬くなくて、何とも不思議。剥いてみると、ライチのような果肉。味もライチに近かった。

 けれど、中の種の周りの皮も一緒に剥けてくるので、果肉を口に入れてから、それをペッペッとしなくてはならず、なんだかねえ……。
 ちょっとつれない感想ですが、ほかに果物はたくさんあるので、わざわざ「ランブータン」を輸入してこなくても、いいかなと思ったのでした。
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すすきの氷の祭典

2010-02-17 | 旅先でのお話

 サッポロビール園からホテルに戻るつもりでタクシーに乗ると、運転手さんがひと言「あなたがた、道外の人でしょ。その着込み方をみれば、一目で分かる。道内の人はもっと普通の格好をしているからね」。

 図星であります。日本一寒いという旭川に行くというから、防寒対策を万全にして行ったのだもの。レッグウォーマーなんぞしちゃって。

「雪まつり、見に来たの?」
「そういうわけじゃないんです」
「じゃあ、見てないの?!」
「はあ。ライトアップはもう終わっちゃってるし」
「ありゃー。じゃあ、いいところに連れてってあげるよ。『すすきの氷の祭典』はまだライトアップしてるから。ねっ、行ってみなさい」

 ということで、運ちゃんに勧められるままに、酔っ払い2人を乗せたタクシーは一路すすきのへ。

 何でも、「すすきの氷の祭典」は、「さっぽろ雪まつり」の第3会場として開催されるイベントらしい。ビルの谷間に、大小100基の氷像が設置され、ライトアップされた夜の風景は一段と幻想的なのだそうだ。

 一筋の通りを一応眺めましたが、ちょっと融け始めているものもあり、シャープな氷像のイメージがなくなっているというか…。

    

    
 「ふうん」とかあまり感動の薄い感想を口にしつつ歩を進めていたのですが、この本物の魚が封じ込められているらしい氷の塊を見たら、なんかすごくおかしくなってきちゃって、そのあと何を見てもおかしくて笑いっぱなしでした。泣いて愚痴る酔っ払いよりいいと思うけど、困った酔っ払いです。なかなか愉快な氷の祭典の見学でした。

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サッポロビール園

2010-02-17 | 旅先でのお話

 2月9日、旭川神居町にある斎藤牧場の取材に予定以上に時間がかかり、旭川から札幌に戻ったのは6時半を回っていました。
 すぐさま札幌駅の上にそびえるJRタワー日航ホテルにチェックインし、さてどうするか、ゆうさんと思案。ちょど「さっぽろ雪まつり」が開催されている時期であり、ライトアップしたそれは、初めて見る私たちにとって一見の価値ありであろう。しかし、おなかもすいるし、サッポロビール園の閉店時間もとても気になる。

 雪まつりを見ていたら、ビール園に行く時間がなくなるかも、という食い意地が勝ち、雪まつりは翌朝、ホクレンに行く前にのぞいてみようということになりました。

 ビール園までタクシーを飛ばすと、まあ「ジンギスカンを食べなさいよ!」とばかりに、ジンギスカン料理の食事処がひしめいており、どこへ入ったものか迷った揚句、相談した案内嬢の勧めにより「明治時代のロマン香る、ちょっとクラシカルなホール」と謳われる「トロンメルホール」へ向かいました。「トロンメル」とはビールの原料である大麦を発芽させるための回転式発芽缶のことだそうです。

 メニューを開いて目に飛び込んできたのが、「生ラムキングバイキング・食べ飲み放題」1人3,670円というやつ。ビール好きの2人はおそらくそれぞれに生ビール3杯は飲み干すであろう。それに食事代を加算すると、と2人の頭の中で素早く計算がなされ、「これでいきましょう」と即決でした。

 まず運ばれてきたラム肉は少し厚切りの生ラムと、トラディショナルと呼ばれる丸く薄切りされた(解凍?)ラム肉および野菜(モヤシとかキャベツとか、玉ねぎなど)。
 
 トラディショナルの食べ方は、まず鉄板の上に野菜をこんもり盛って、それを蒸し焼きにするように、ラム肉を覆いかぶせるのだそうです。そして、お肉の色が変わったら、野菜を包み込んで食べるのだそうだ。

    
    手前がトラディショナル、向こうが生ラム肉

    
    トラディショナル肉のトラディショナルな焼き方

 生ラム肉は鉄板の上に肉を並べ、そのぐるりを野菜で囲みます。お肉が焼けたら野菜と混ぜこぜにして食べるらしい。

 「お客様、このコースは100分間のコースなのですが、お客様の場合、ラストオーダーまで90分しかございません。10分足りませんがよろしいですか」と丁寧に応対するホール係りの男性。「はいはい、まったくかまいません。とりあえず生ビール2つ」

 で、私たちは、ビール、ビール、肉、ビール、ときどき野菜、またビール、ときどきおしゃべり、また肉、ビール、という調子で、本日の取材についてあれこれ熱っぽく語りつつ、追加は生ラム肉と野菜を1皿ずつ、90分の間に生ビール4杯も飲み、おまけにミルクの味が濃いデザートのアイスクリームまでたいらげ、ほろ酔い気分でビール園を後にしたのでした。

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