9月20日発売予定の100ページの「お取り寄せムック」の仕込みを始めたのが6月下旬。何を掲載するかという選択に始まり、掲載許可のアポ取りから撮影、取材と進めていき、7月も終わり頃「発行日が早まりました。9月9日です」って、そんな殺生な!
ただでさえ短い制作期間なのに、11日も短縮されるのは非常に痛かった。
それでもやるしかなかったので、8月の第1週、2週はほとんど取材と撮影の立ち会いに明け暮れて、取材が終われば今度はそれをまとめなくてはならず、月刊誌の制作と併せて汲々とした日々を過ごしていた。
いや~、本当に濃い1カ月半だった。
伊豆湯ヶ島のわさび田にトロッコに乗って入り、上田市のブドウ畑で皮ごと食べられる高級品種の土作りに恐れ入り、飛行機の出発時間に遅れそうになりながら、何とか間に合って奥能登にも行ったし、天竜茶の工場では入念な揉み工程に驚き、下野市のハウスで取材した翌日は朝7時半に新潟・津南高原のスイカ畑で取材していたり……、「よく日焼けしてますねえ、どこにバカンスに行ったのですか?」って、違いますって、犬の散歩と農山漁村めぐりでこうなっちゃったんですって。
何日か徹夜もし、一睡もせずに40時間以上パソコンに向かっていた日もあった。
やっと解放された昨日は、犬たちの散歩後、朝寝をし、ビール、昼寝、またビールという小原庄助さん的一日を過ごし、エネルギーチャージをしたのでした。
心身ともにリフレッシュしたのに、改めて民主党の代表選の顔ぶれを見て、思い切りうんざりだ。
何で海江田氏がしらっとして立候補してるんだろう。泣いてみたり、鼻を膨らませて怒ってみたり、原発、TPPを推進するに決まっている経産省の代弁者、経団連の廻し者にしか見えない人。かつては小沢氏批判の本まで出しておきながら、今度は小沢氏にすり寄って……。
誰ひとりとして、国政を託したいと思う人材がいない。情けないことだ。