小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

ブラティスラヴァ世界絵本原画展

2011-08-30 | つぶやき

 今日は午後、うらわ美術館に「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」を観に行った。会期が明日まで、妹が招待券を持っていたからだ。

 ブラティスラヴァ世界絵本原画展は、スロヴァキア共和国の首都であるブラティスラヴァで、2年に一度開催されている世界最大規模の絵本原画展である。うらわ美術館には、2009年展のグランプリをはじめ、受賞者11名の原画作品と、日本人作家の8名の原画作品を展示してあり、出品作の絵本も置いてあった。

 『わにわにのおでかけ』、好きだなあ。山口マオさんの絵もいいし、小風さちさんのお話がまたいい。

 まだ暑さが残る夜、ワニのわにわにはなかなか寝付けません。
 すると、家の外をぞろぞろと歩くたくさんの足音がします。
 好奇心を抑えられないわにわには、外へ出て、みんなのあとをついていきます。
 “ずり ずり づづづ、ずり ずり づづづ”と這い進みながら。
 たいこ橋を渡ると、なんと、そこはたくさんの屋台がでている大賑わいの縁日でした。

 布団に入って寝付けずにいるワニの絵には笑っちゃったし、縁日にそぞろ歩いて行くワニなんて想像するだけで、愉快でしょ。

 思わず心の中で「あっ!」と叫んだのが、スズキコージさんの原画。
 不思議な絵を描く私が好きな絵本作家。『エンソ君きしゃにのる』なんて大好きだ。サンタクロースの靴下に穴があいているのを見つけたハリネズミの夫婦が、靴下をプレゼントするのに奔走するお話の原画も、色彩が独特で面白かった。

 絵は下手くそだけど、描くのも観るのも好きなので、久しぶりに心が洗われるようだった。
 明日からまた広報誌次号の取材が始まる。明日は建具職人を訪ねて長野県伊那へ。社史のライティングもガンガン進めなくてはいけない。
束の間の心のお洗濯でした。

コメント
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