小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

原子力規制委員会人事撤回!

2012-08-03 | つぶやき

 今日の官邸前抗議集会には、毎週一緒に参加する兄嫁さんと甥っ子に加え、8歳の姪っ子と母も誘って参加した。

 先週、母に「行ってみる?」と聞くと「私だって行くわよ」と力強く言っていたので、誘ってみたのだった。政府の原発再稼働をおかしいと思う人がいたら、とにかく1人でも多く、直接意思表明をしてもらいたかったので、急な仕事で参加できなくなった兄に代わって2人を動員したのだ。

 「原子力規制委員会の人事案、撤回!」、続けて叫ぶが、いまいちゴロがよくなくて、叫びづらい。子どもたちは仕方なく「てっかい!」だけを大声で叫ぶ。
 そうそう、それでいい。田中某を起用する「人事案は撤回!」「野田は退陣!」なのだ。

 午前中に胃カメラを飲む検査をし、目も悪い母が、目をしょぼつかせながらシュプレヒコールに合わせて、小さな声を上げていた。
 子ども同伴なので、いつもファミリーエリアでの抗議になるが、毎回7時になると歌う「ふるさと」を皆で合唱している時、横にいた母が目頭を押さえていたのを見て、胸がきゅんとなった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒ラブまるちゃん、動けなくなる

2012-08-03 | 犬&猫との暮らし

 朝6時を回る頃には日差しも強くなり、熱帯夜のまま気温が下がらないので、ここのところブナとクリの散歩には6時前には家を出ている。
 今朝もそうして河川敷に行って散歩を終え、犬たちを車に乗せたところで、黒ラブのまるちゃんの飼い主である師匠(空手の師範で、一度練習会に出たことがある私は彼を「師匠」と呼んでいる)が、神妙な面持ちで「帰るの、急ぐか? まるが動けなくなったので送ってくれないか」と言ってきた。

 師匠は齢80になるとのことだがしゃんとしており、もちろん今でも弟子たちに稽古をつけている。まるちゃんは12歳だったと思うが、師匠の長い散歩に付き合ってきた。ただ最近、呼吸が荒く、歩きたがらないと聞いた。きっと心肺機能が低下していて、長く歩くのが辛いのだと思う。

 ゼエゼエと激しく呼吸をし、へたり込んでいるまるちゃんを師匠は強引に立たせようとして、チョークチェーンを思い切り引っ張っていたので、私は大きく「NG」を出した。車から大きなバスタオルを持ち出し、まるちゃんの下に敷いて、2人で四隅を持ってまるちゃんを車の荷台に乗せるよう指示を出した。

「こんな呼吸不全の状態が続くと脳に酸素がいかなくなっちゃいますよ」と言うと、「あんたは獣医か?」などと言う師匠。「違いますよ。獣医なんかじゃありませんよ」と私。「どこの大学を出た?」と師匠。「大学は中退。そんなこと言ってる場合じゃないです」と息を切らせながら、荒い息をしながら泡のように唾液を飛ばしている40kg近いまるちゃんを車の荷台に乗せた。

           
         苦しそうなまるちゃんとそれを眺めるクリ

 師匠にナビをしてもらいながら、まるちゃんの家に車を走らせる。以前住んでいた家の近くだったので土地勘があり、すぐに移動できた。

 まるちゃんの家に着き、やはりタオルの四隅をもって車から降ろすと、まるちゃんは自力で歩けるまでになっていたが、師匠には老犬の気管に悪影響を与えるであろうチョークチェーンはもう使わず、獣医さんにかかるか、少なくとも数日は長い散歩に付き合わせることは止めた方がいいと言って、別れを告げた。

 まるちゃんがへたった時にいてあげられて、本当によかった。こうして助け合うことができて、本当によかった。大型犬を飼っているとこういうこともある。でも、きっと何とかなるし、手を尽くせばどうにかできる。こういうことも覚悟のうえでの大型犬飼育だ。

 だって師匠は60歳も後半になってまるちゃんを飼ったのだもの。たとえ、こういったことが予想出来なくても、それを乗り越えていくしかないのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする