小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

怒涛の日々

2013-09-16 | つぶやき

 カヤの避妊手術、乳腺腫瘍の切除、右目のゲンタマイシン処置、点眼薬等々で14万円以上かかってしまった。

 なんで貧乏の私に持ち合わせがあったかというと、哀しいけれどブナとクリが逝ってしまい、医療費等の出費がなくなったからだった。切なくてどこにも出かけなかったし、酒は飲んでも美食に費やすわけでもなく、重なって仕事をこなしたおかげで対価も重なり、それが少し貯まっていたからだ。

 どこかから借りなくてもカヤの治療費が出せたことは神様の采配だと思う。

 そして、今月10日にカヤは左目もゲンタマイシン処置を行って毛様体を破壊した。いずれ両目とも萎縮してしまうかもしれないけれど、カヤが痛みから解放されてば、見れくれはやっぱり気にしない。

 おまけにカヤの左耳は鼓膜が破れているようで、ものすごい汚れが鼓膜の再生を阻害する可能性があるため、全身麻酔が効いているうちに耳の中の毛を抜き、洗浄もしてもらった。長年の汚れは手ごわくて、まだまだ処置は続く。

 左目の処置や耳、歯石の処置にも5万円以上かかった。これからもカヤに何かあるといけないから、来るものは拒まずに仕事を受けていたら、猛烈に忙しくなってしまい怒涛の日々だった。

 忙しいときに限って父が急性前立腺炎とやらで入院し、何度か病院に行くことになったために、余裕のないスケジュールを組んでいた私はいきなりあっぷあっぷの状態に陥り、スケジュール管理の甘さを反省したのだった。

 ああ、ブナの状態が悪化するなか、博多だ知多半島だって日帰りで取材に出かけ、あっぷあっぷしていた1月初旬にも、やっぱり父が自転車で転んで左腕を粉砕骨折し、何度か実家にいかなくてはならず、あのときも「忙しい時に限って」と思ったものだ。

 でも、父だって好きでケガをしたり病気になったりするわけじゃないのだから、時間のやり繰りは私がしなくてはいけないのだ。腰を悪くしてヨチヨチしか歩けず、排尿障害でおむつをしながらも意に介さず、83歳になっても現役で好きで仕事をしているんだもの。大したものだと思う。


 まだ数日、怒涛の日々が続きそうだけど、何とかがんばろう。明けない夜はないことだしネ。父のように意に介さず、カヤのように何でも受け入れて……。

コメント (4)
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