小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

庭の紫系の花

2014-05-19 | 植物
 私の小さな庭では、「咲き乱れ」とまでは形容できないつつましさながら、何種類もの植物が花をつけ、この時期は犬たちの祭壇に飾る切り花に事欠かない。

 植物は、好環境を求めて移動できる動物たちと違い、どんなに過酷な環境であっても、大地に根差していのちを営み続ける。植物の持つ適応能力と生命力は計りしれないといつも思う。

 世話の行き届かない私の庭でも、季節が巡れば芽吹き、蕾をつけ、花を咲かせてくれる。アロマテラピーやフラワーレメディとして使わなくても、触れたり、眺めているだけでこころの治癒力が高まる気がする。

 何年か前にいただいたジャーマンアイリスは鉢植えでは力なく、開花したところをみたことがなかったのに、地植えに変えたら今年は見事な花を付けた。こんな色だったんだ~。


 放りっぱなしで茎ばかりがひょろひょろと伸びているアルストロメリアは、切り花にはもってこい。手をかけてあげてないのに株を増やし、長い期間楽しませてくれる。


 紫蘭は、実家のお隣のおじちゃんの形見。子どものころ、ずいぶん私を可愛がってくれたおじちゃんが、丹精していた鉢を1つ分けてもらったのだ。


 山アジサイの美方八重が早々と蕾をつけた。小さな青紫色の星が瞬いているみたいで、アジサイの中でも好きな品種。


 そうえいば、もう1種類あるアジサイ墨田の花火も、どちらかというと、こんもりと花房をつけるタイプのアジサイではない。小さな白い花がぱっと四方に広がり、その名の通り花火のように見える。でも、名前ほど派手ではなく、可憐なアジサイだ。墨田の花火が咲くのは梅雨に入ってからかな。

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