☆心に留まった光景☆

ささやかな感動した景色、出来事を載せてゆきたいです。

妙満寺

2007年11月08日 | Weblog
京都に行ったついでに実家の墓参りに行きました。京都の寺町にあった妙満寺は昭和42年に岩倉の国際会館の辺りに移って、私は初めて行きました。移築しているので建物は古いけど、寺自体は新しい気がしました。
 この寺の「雪の庭」は、比叡山の峰を借景にした冠雪の眺望が美しいので有名です。我々は初秋の庭をゆっくり部屋の中から眺めました。


 もう一つ 妙満寺霊宝に「安珍・清姫の鐘」がありました・
この鐘の話し 
 1359年に紀州の道成寺では、歌舞伎で有名な安珍・清姫の事件以来永く失われいた鐘を再鋳し供養しました。その時一人の白拍子が現われ、舞い終わると鐘は落下し、白拍子は蛇身に変わり日高川へと姿を消した。その後に災厄が続いたため、清姫のたたりと恐れた寺は鐘を竹林に埋めた。その後時代がたち「秀吉根来攻め」の大将・仙石権兵衛が掘り起こし京都に持ち帰り、妙満寺で供養され怨念を解かれ、鳴音美しい霊鐘となったそうです
 この鐘が平成16年に420年ぶりに紀州の道成寺にお里帰りしたそうです。
  ○お帰り鐘供養 (04/11/28)
 記念に妙満寺の絵が描いてある鐘を買って帰りました。
コメント (2)
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