今年のお正月はお天気が続いています。
今日も青い空なので鎌倉を歩きました。
北鎌倉駅を降りると、目の前が円覚寺です。
何時も素通りしていた円覚寺に本当に久しぶりに入りました。
円覚寺は1282年に宋から来た高層の無学祖元が、蒙古襲来の時の戦没した人を敵味方無しで弔うお寺でした。
インターネットで見て初めて知りました。
入り口から入るとまず目に入るのが立派な山門です。
円覚寺の伽藍は鎌倉の谷戸に沿って建てられていて、山門から仏殿、方丈と、その奥へ徐々に登ってゆきます。
土地の高低差をいかした壮大な空間になっているそうです。
山門 選仏場の木 唐門
昔は住職が住んだ所の方丈に、立派な作りの唐門から入りました。
入ったすぐ横に、江戸時代の石仏「百観音」がそれぞれの顔やスタイルで並んでいました。
そして大きなビャクシンの古木もありました。
そのあと蒙古襲来時の執権、北条時宗の開基廟に入りました。
偶然にも今日4日が時宗の命日と門に張り紙がしてありました。
ここの受付に置いてある申の干支の置物が可愛くて買いました。
開基廟
円覚寺の広い伽藍の中に赤い実をつけた可愛い万両があちこちにあり、寺の中を華やかにしている気がしました。
青空の下、国宝の円覚寺舎利殿を遠く離れた門から見ました。
もう一つの国宝の洪鐘(高さ259.5cm)は長い階段を登った上にありました。
大きな鐘を作るのに2度の失敗をしたあと、時宗の子北条貞時が七日七夜江ノ島弁財天に参籠し、その加護によって三回目の鋳造で成功したそうです。
この成功に感謝して洪鐘の向かいに弁天堂が建てられました。
この弁天堂の前が茶店で、円覚寺舎利殿のせんべいを食べました。
崖ぎりぎりの見晴らし台から北鎌倉女学院の建物を見ていると、その山の横に薄っすらと富士山が見えてびっくりしました。
舎利殿
そのあと鶴岡八幡宮まで歩いてゆきましたが、何時も入る横の入り口には赤いコートを着た警察官がいて、今日は正面に回ってお参りしてくださいと言われました。
正面に回るとたくさんの人がお参りに並んでいました。
遠くからお参りして若宮大路を歩くと、お正月らしいお店の飾りの店がありました。
ピザのランチを調べて,ビタースイートと言う店に入りました。
この店の評判の鎌倉野菜のサラダはもう売り切れでした。
も一つの評判のしらすのピザはワインとあいました。
その後に食べたフォンダンショコラは濃厚でとても美味しかったです。