台風17号が来る前の金曜日に急に夫婦で歩く事にしました。
金沢八景駅から2時間ぐらい歩ける所までの計画です。
金沢八景に着くとびっくりです。少し離れた所にあったシーサイドラインが京急の駅まで延びていました。
駅前の商店街があった通りの、中央にシーサイドラインが通っています。
駅前通りの両横にあった薬局やパン屋さんがシーサイドラインを挟んで遠くにあります。
11時に着いたので、軽くカレーパンで休憩、大きいカレーパンは中にカツがはいっていました。
小さい方のカレーパンの味がピリ辛で予想外に美味しかったです。
江戸時代金沢八景の辺りは、歌川広重によって描かれた8枚の大判錦絵「金沢八景」で風光明媚な絵が描かれるぐらい美しい場所だったそうです。
しかし都市開発の余波を受けて湾岸が埋め立てられたため、往事の面影を偲ぶことは難しくなっているそうです。
まず瀬戸神社前面の海中にある琵琶島神社へ。北条政子が島を築いて神社を建てたので島自体は小さいです。
島は出島になっていて、形が琵琶に似ているから琵琶島神社と。
その後平潟湾沿いを歩きました。
護岸は緑の歩道になって椅子があちこちにあり、釣りする人、本を読む人とのんびりしています。
平潟湾には沢山のプレジャーボートが浮かんでいます。
途中でシーサイドラインが平潟湾を横切っています。金沢八景の次の駅は野島公園です。
野島
道沿いに侍従川の橋があり、袂に小栗判官と照手姫の伝説が載っていました。
照手姫の乳母の名前が「侍従」と言う事から川の名前になったそうです。
護岸の低い所があり、台風15号のせいで波が入ったのかこの一角だけが荒れています。
橋を渡って山のある野島公園へ行きます。橋から下を見ると釣り船が並んでいます。
金沢八景は古くから釣り船が盛んな地域で、関東でも屈指の遊漁船エリアだそうです。
野島公園にはバーベキュー場、キャンプ場、野球場があります。
階段を240段登ると階段の向こうに海が見えます。
上の草原の中を端まで行くと、きれいな海が見えました。
その後阿知展望台を登ると、横浜の海はもちろん、房総半島や富士山まで360度の景色を見ることができました。
今日は歩いていても暑く無くさわやかで、ここからの青い空を見て来て良かったと思いました。
海の向こうに八景島シーパラダイスが見えます。
下りは広い道を通りました。途中にこの標識が幾つかありました。
海抜2mの所にある野島の街の人は津波の時にはこの広い道を通って海抜57mの展望台まで登るようです。
下に降りると海が見える所があり行ってみました。この隙間は何の為にあるのでしょうか?
海に出ると少し歩けるようになっていました。
この横に旧伊藤博文金沢別邸があり見学しました。海が前にある良い景色です。
今日は野島公園だけで終わりました。
スターバックスで休憩して、帰り際にある瀬戸神社に寄りました。
10月に生まれる孫の安産等とみんなの健康を祈って帰りました。
瀬戸神社は中世都市鎌倉の外港として栄えていた武蔵国六浦庄における中心的な神社。
平潟湾と瀬戸入海をつなぐ潮流の速い海峡を望む地点に、古代から海の神としてまつられていて、
社伝では1180年に源頼朝が伊豆三島明神(三島市三嶋大社)を勧請したのが起源とされています。祭神は大山祇命。