晴れていたので泉区役所近くにあり、泉小次郎に縁のある長福寺に行きました。
今は花は在りませんでしたが、お寺の庭を見ていると静かな心になれます。
泉小次郎は二代将軍源頼家の遺児千寿丸を擁して北条氏を打倒しようと、
しかしその計画は事前に発覚し千寿丸と逃亡したと伝えられています。
パソコンで見ると鎌倉に近い泉区役所付近に泉小次郎の幾つかの伝承地が残っています。
隣の須賀神社は小次郎が鎮守神として祀った神社です。
長福寺の傍の泉中央公園は泉小次郎の館跡で、中世の城郭跡に作られた公園です。菜の花が咲いていました。
公園内の端にある「小次郎馬洗いの池」は一年中湧き水が枯れたことがないそうです。
今も水が湧いているのかな?森の中の小さな池でした。
その後に泉小次郎の滝前不動尊を駅傍の住宅地の中で見つけました。
泉小次郎親衡 の守尊である不動滝は男滝と,女滝があったということですが、
上の台地の宅地化が進んだせいでしょうか,枯れていることが多いそうです。
泉小次郎親衡 が戦で流した血を滝の水で洗ったという話も伝わっています。
この竹林の上や両側は住宅地です。この一角だけが相鉄線いずみ中央駅前の開発から残されています。
このお堂の中をのぞくととても良いお顔の石仏がありました。
少し暗く撮れました。手の入った素敵な石仏に見えました。
鎌倉に近いので色々な神社に出会います。
相鉄線泉いずみ中央駅の隣のいずみ野駅で車を停めて富士山を見に散歩します。
南側の少し高台に登ると電線が見えなくて、富士山や隣の丹沢等の全体が見えます。
丹沢も少し雪が見えます。その辺りを歩いていると神社がありました。
馬頭観音碑
横根稲荷神社と書いてあります。
この辺りは昭和12年頃まで農耕馬が走る「旗競馬」が催されて見世物小屋や露店が立ち並んでいたそうです。
そこにある横根稲荷神社は周辺の住民や商売人の信仰を集めて、
さらに大山参りの人達の旅の安全を祈願したと言われているそうです。
鳥居の横には馬頭観音碑がありました。
今は畑が広がる高台です。昔のにぎやかな面影も全くありません。この神社だけがポツンとです。
神社の紹介に、巴御前が化粧に用いた横根感念井戸がありました。
写真の手前の井戸です。井戸の水が絶えないように近くの氏子さんが毎日水をだしているそうです。
巴御前ゆかりの史跡がこの辺りには多いそうです。
鎌倉の歴史がそばに感じられます。ロマンチックですね。