十勝の活性化を考える会

     
 勉強会や講演会を開催し十勝の歴史及び現状などを学ぶことを通じて十勝の課題とその解決策を議論しましょう

政治家とは・・・

2019-07-07 05:00:00 | 投稿

 先日、「北海道新聞」令和元年627日付け『卓上四季』欄に、以下の記事が載っていた。

 

「堪忍袋の緒が切れる」、「左うちわ」、「口車」、「地獄耳」、「転ばぬ先の杖」などなど。よく耳にするが、その現物は一度も見たことがない。クラフト・エヴィング商会の「ないもの、あります」(ちくま文庫)は、そんな品物を集めた愉快な本だ。

例えば、こんな具合である。「どさくさ」は、人間そっくりで丈が高く密生する草。煩わしいことがあったとき、何千本もの「どさくさ」が現れて取り囲んでくれるので、紛れて逃げ出せる。「ないものあります」とは逆に、「あるもの、ないです」が得意な現政権には、お薦めの品だ。

「老後の蓄えが2千万円必要」とした金融審議会報告書の受け取りを麻生太郎金融担当相が拒否した問題で、政府・与党がまともに審議に応じないまま、通常国会が閉会した。老後の暮らしや年金を含む社会保障の将来・・・。

多くの国民が抱く問題を正面から論じる好機にもかかわらず、報告書がなかったことにされようとしている。

振り返れば、同じような光景に、一体何回、出くわしたろうか。加計学園問題では、「総理の意向」などと記載された文書の存在について、元官僚が証言した。「あったものをなかったことにはできない」。これはもはや政権の「おごり」や「緩み」のレベルではなく、国民に対する「侮り」というべきだろう。臭いものにふたをしたところで、本を正さない限り、腐臭は消えない。

 

ところで、「日本の政治は三流である」と、よく言われる。日本の経済が、中国やインドにも追い抜かれ三流になっても仕方ないと思うが、政治はせめて一流であってほしい。政治家は立派な人がなると思っていたが、今はそうでないらしい。ただし、全ての政治家が立派でないということはない。

「十勝の活性化を考える会」会員

 

注) 政治家

政治家とは、古代君主領主閣僚議員のほか、古代におけるあらゆる政体、地位、勢力、信任あるいは戦争による勝利に基づき権力を掌握した人々、または執政にあたった人々を指す。

 [政治家のクオリティ]

1.   情熱 

2.   責任感

3.    

 

[大衆に対しての有害な不作為]

中華人民共和国の建国者となった毛沢東は、「政治家が大衆に接するときに生じやすい有害な不作為」を1937年発表の論文のなかで、次のように例示している。    

1.宣伝をしないこと

2.扇動をしないこと

3.演説をしないこと

4.調査をしないこと

5.大衆の事情を聞かないこと

6.大衆の苦楽に関心をよせないこと

 

[日本の政治家]

現代の日本では、「衆議院議員、参議院議員並びに地方公共団体の議会の議員及び長の職」(国会議員、地方議員、地方首長)は、公職選挙法の適用対象となる公職とされる。

公職にある者、公職の候補者または候補者となろうとする者が、政治家の代表的な存在である。副知事、副市長、民間人閣僚、政治を志している人(政治活動家)も政治家と呼んで差し支えない。

行政において裁量権を持つ高級官僚は、一般に「行政家」(もしくは行政官)と呼ばれ政治家に含めないことが多いが、広義の意味では政治家に含める場合がある。(明治憲法下での貴族院勅選議員の大半もこのような高級官僚出身者であり、厳密な意味で「政治家」なのか否かについては曖昧である。

また政治よりも金や権力など利権を得ることに熱心と思われる政治家を揶揄して、「政治屋(せいじや)」と呼ぶこともある。日本の政治家の中に、特定の業界の単なる代理人でしかない者や暴力団と深いつながりを持っている者がいることも、こうした揶揄を生む理由となっている。

(出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』)


 


十勝の活性化を考える会」会員募集