日本酒「十勝晴れ」の酒米は、十勝川温泉にある白木さんの水田でつくられ、小樽の田中酒造(株)で熟成して造られています。とてもフルーティーな酒で飲みやすく、時々、愛飲しています。日本酒が外国人のブームにもなっており、小樽市色内町にある田中酒造の直売店は、観光客でにぎわっているそうです。
三年前、増毛町にある国稀酒造の女将さんが「北海道には11社の酒蔵がある」と言っていましたが、小樽ではいま田中酒造(株)のみとなっており、何社あるかは分かりません。なお十勝には、昭和のはじめごろ14社の酒蔵があったそうです。
「十勝晴れ」が飛ぶように売れて田中酒造(株)が繁盛し、ゆくゆくは十勝の活性化にも繋がれば良いと思っています。
「十勝の活性化を考える会」会員
注) 田中酒造株式会社
会社沿革
1899年(明治32年) |
小樽市色内町(現本店所在地)にて創業。 |
1943年(昭和18年) |
戦時体制下、製造部門が小樽合同酒造株式会社に集約され、販売部門のみで営業を継続する |
1950年代 |
3代目 市太郎が独自の製造部門を復活させる |
1956年(昭和31年) |
7月4日 田中酒造株式会社 創立 |
1988年(昭和63年) |
4代目 田中一良が代表に就任する |
1989年(平成元年) |
本店を観光客向け店舗へと改修する |
1995年(平成7年) |
製造場を亀甲蔵(きっこうぐら)と命名して、見学できる観光蔵に改造する |
1999年(平成11年) |
創業100年に至る |
2009年(平成21年) |
創業110年に至る |
2019年(平成31年) |
創業120年に至る |