東京農大野球部網走チームは、第68回大学選手権で準決勝まで勝ち上がった。まさにチームワークの勝利である。それで思うのだが、チームでも企業でもそうであるが、良い結果を生むためには「ベクトル」が大切である。即ち、方向性が大切である。
大学選手権で優勝したチームは明治大学であったが、いわばエリート集団で勝って当たり前のチームである。昨年の高校野球で準優勝した秋田県代表の金足農業高校も、チームワークが良かったからだと思う。
ところで、「火事場のバカ力」といわれる言葉ある。人間の可能性は、無限大であり、企業も人間集団であるから無限大である。ただ、どのようにチームワークやベクトルをつくっていくのかが重要で、トップの人間力が問われるのである。ただ、言うは易く行うは難しでもある。
先日、帯広市内の歩行者天国で、東京農大網走「よさこいソーラン」を見てきたが、ここにもチームワークが必要である。
「十勝の活性化を考える会」会員
注) ベクトル
1. 大きさと向きをもつ量。有向線分で表す。
2. ベクトル空間の要素である元(げん)。
3 .1から転じて方向性をもつ力。物事の向かう方向と勢い。
使い方:「各省庁間のベクトルの大小を比較する」 「彼とはベクトルが合う」 「組織内の各人がばらばらにベクトルを立てる」(出典 小学館デジタル大辞泉)