十勝の活性化を考える会

     
 勉強会や講演会を開催し十勝の歴史及び現状などを学ぶことを通じて十勝の課題とその解決策を議論しましょう

心愛さんの「自分への手紙」

2022-07-25 05:00:00 | 投稿

 

【千葉県の当時小学4年生だった栗原心愛(みあ)さんが、昨年1月に父親の虐待により彼岸に渡りました。

昨日のニュースで、祖母が、心愛さんが小学校で書いた「自分への手紙」を公表したことを知りました。ご覧になられた方も多いと思いますが、私は、強い心痛と落涙を余儀なくされました。3人の孫娘への思いや高齢による涙もろさもあるのでしょう。手紙をご紹介します。】

「自分への手紙」栗原心愛さんへ

三月の終業式の日。あなたは漢字もできて、理科や社会も完ペキだと思います。十月めあてに、もうたっせいできましたか。自学ノート何さつめまで終わりましたか。五年生になってもそのままのあなたでいてください。

 未来のあなたを見たいです。あきらめないで下さい。

4年1組 くりはらみあより

 なぜ、このようなことが起こるのか、どうすれば、このようなことが防げるのか、をみんなで考え、できることから実行していかねばなりません。

 科学技術の進歩で生活は便利かもしれませんが、現在の世情をみると、人のこころ、自然が置き去りになっているような気がしてなりません。心愛ちゃんが教えてくれたことをこころに刻み、改めてご冥福を祈りたいと思います。

なお、東井義雄先生の「子どもは星」を添付します。

どの子も子どもは星

どの子も子どもは星

みんなそれぞれがそれぞれの光をいただいてまばたきしている

ぼくの光を見てくださいとまばたきしている

わたしの光を見てくださいとまばたきしている

光をみてやろう

まばたきに応えてやろう

光をみてもらえない子どもの星は光を消す まばたきをやめる

まばたきをやめようとしている星はないか

光を消してしまおうとしはじめている星はないか

光を見てやろう 瞬きに応えてやろう

そして天いっぱいに子どもの星をかがやかせよう

             「十勝の活性化を考える会」会員M