“愛国心”とは祖国に対する愛着である。国歌や国旗は愛国心の象徴とされ、国技である大相撲の千秋楽で歌われるのが国歌で、国旗掲揚も各種大会などで掲揚される。
愛国心と言えば古いデータであるが、2009年10月2日、イギリス誌エコノミストが発表した調査結果によると、世界33か国中、自国に対する誇りが最も高い国はオーストラリアで、最も低い国は日本であることが分かった。
現在においても、それほど違いがなかろう。その理由は、戦前の天皇崇拝の教育結果の反動であろうと思われるが、それにしても残念である。私が残念に思うのは、愛国心だけではない。日本人の“人間愛”のことである。
最近の日本人は何事にも無関心で人間愛がなく、自分中心主義と言っても良いだろう。それは、国力が減退している今の日本を見れば分かるだろう。世の中は急速な変化を遂げているので、人間も変わっていかないと国力を含めてダメになっていくのである。
ロシア・ウクライナ戦争が勃発して8カ月になる。戦況は分からないが、報道によるとウクライナ軍がまき返しているらしい。これにも、愛国心が関係していると思っている。“火事場のバカ力”と良く言われるが、ウクライナ軍が火事場のバカ力に加えてドローンという近代兵器を使ってまき返しているのである。
話は変わるが、私が会長をしていた「十勝の活性化を考える会」の事務局長が、帯広市議会議員選挙に立候補することを、地元新聞で報じていた。「れいわの新風」を市議会に吹かせようとしており、私も陰ながら応援しようと思っている。なぜなら、今の日本社会は、アイヌの差別をはじめとして差別が多いからである。私も身体障害者であるから、いろいろな差別を受けている。
彼はIT(情報技術)会社の社長で、十勝を変えるための適任者であり、チャンスでもある。デジタルが勝つかアナログが勝つかである。この場合のデジタルとは“インターネット”を活用すること等を意味し、アナログとは徒歩で辻説法するようなものを意味している。
「十勝の活性化を考える会」会員