十勝の活性化を考える会

     
 勉強会や講演会を開催し十勝の歴史及び現状などを学ぶことを通じて十勝の課題とその解決策を議論しましょう

タイとの国際交流

2019-06-18 05:00:00 | 投稿


 先日、十勝プラザでタイ文化講座を聴いてきた。タイは人口7千万人で、GDPは日本の約1割、面積は1.36倍で、タイ米で有名な農業国である。

タイで思い出したのだが、私は30年前に埼玉県に住んでいて、東武東上線の電車で通勤していた。その電車に、日本語学校に通っているタイ人の女性がいて、彼女の父親はタイの都市で、ホンダの販売代理店をおこなっていた。

ある日、「自宅に遊びに来ないか?」と気軽に誘ったところ、来るという。自宅には3人の子供たちがいたが、大変素敵な国際交流になったと思う。タイの都市では、国内メーカーが無く外国車が走っているそうで、特に日本車のトヨタ・日産・ホンダ車が多いそうである。

ところで、帯広駅前に「おびくる」というバス待合所があって、ときどき利用している。そのバス停で、十勝川温泉に行く外国人観光客によく会う。尋ねると、台湾・中国・韓国から来た人が多く、その他はタイ・フィリピン・シンガポール・マレーシアなど様々である。外国人観光客は年々増えており、この調子でいくと凄いことになると思っている。

十勝の活性化にとって嬉しい悲鳴であるが、十勝の自然を満喫して帰ってもらいたい。

「十勝の活性化を考える会」会長

 

注)チャオプラヤ川

バンコク都内を流れるチャオプラヤ川

チャオプラヤー川は、タイバンコクなどを中心に流れるタイ国内の大きな河川の一つである。 バンコクを中心とする中央湿地帯では、農業用あるいは運搬用に運河が掘られ、世界でも有数の稲作地帯に発展した。出典: 『ウィキペディア』

 

 
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インターネットと新聞

2019-06-17 05:00:00 | 投稿

 

私の机の上には、2種類の新聞とパソコンがある。一つは地元新聞で、もう一つは大手新聞で、これら三つの手段で世の中の動きを捉えることが出来る。また、現場にいなくても様々な情報や知識を、瞬時に得ることができる。中国や北朝鮮をはじめとして、世界中のことが分かる時代である。そのような意味からも、世界が近くなったような気がする。

 そして20年前には、こんなに安く海外旅行は出来なかったし、格安航空機も無かった。そして、インバウンド観光客がこんなにも北海道に来ることはなかった。

 ところでインターネットのことであるが、便利である一方で様々な弊害があるらしい。昔、東京圏の通勤電車では、新聞か本を読む人がほとんどであった。今はスマホを見るのが主流で、目にはあまり良くないらしい。文明の利器と言われるものが全て良いわけではなく、健康を害するものもある。

 私は歩く際にふらつくために、リハビリを兼ねて歩くようにしている。歩くことは健康の基本である。歩くスピードが遅いので、周りの状況が手に取るように分かることもある。だから歩くことは、私にとって一石二鳥である。

 確かに車は便利であるが、車に乗ると足などが弱くなり健康にもも良くない。リハビリ施設にくる人には膝や足が弱い人が多いので、健康になると介護費が減少するなど良いことばかりである。

 

十勝の活性化を考える時、「障害のある人もない人も共生していける社会を作っていくことが大切である」と思う。支えられるということは、支えることでもある。

 

「十勝の活性化を考える」会長


 


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人間の潔さとは・・・

2019-06-16 05:00:00 | 投稿


私はいつも思うのだが、人を殺して容疑者が逮捕される。そしたら、「自分は、殺していません」と容疑者は答える。物的証拠が出てきたら、「殺しました」と答える。私ならば、自首するか逮捕された時点で、「私がやりました」と答えると思う。(冤罪が無いこともない。)

最近、このようなしたたかな人間が増えた。なぜ増えたのかは分からないが、増えたように思う。50年前、これに関連して自衛隊を前にして割腹自殺した作家の三島由紀夫や先日起きた練馬事件の事務次官だった人には、人間としての潔さを感じる。殺人は良くないが、潔く生きることが人間として大切だと思う。三島由紀夫氏は、まさに武士道を地でいったのだと思う

ところで私は、臨機応変という言葉が好きだ。この言葉には、主体性が無いように感じられるが、最近、頑固な老人が増えたらしいので一考に値すると思う。

保守と革新、右翼と左翼などがあるが、中庸もある。臨機応変は、この中庸に繋がる。また、多様性にも繋がると思う。経験や知識が無ければ、この多様性を備えることができない。だから、“現場に赴き現物を取って現実を知る”という三現主義が、生きる上で大切でないかと思う。

繰り返しになるが、人間は潔く生きることが大切だと思う。それが間接的に、十勝の活性化にも繋がるのではないかと思っている。

「十勝の活性化を考える会」会長

 

注) 武士道

武士道は、日本近世以降の封建社会における武士階級の倫理道徳規範及び価値基準の根本をなす体系化された思想一般をさし、広義には日本独自の常識的な考え方をさす。これといった厳密な定義は存在せず、時代は同じでも人により解釈は大きく異なる。また武士におけるルールブック的位置ではない思想である。

武士道は江戸時代、支配階級である武士に文武両道の鍛錬と徹底責任を取るべきことが求められたことに始まる。狭義の武士道は、この「文武両道の鍛錬を欠かさず、自分の命を以って徹底責任をとる」という武士の考え方を示し、広義の武士道は、この考え方を常識とする日本独自の思想を示す。

なお、この武士道という言葉は、新渡戸稲造の著書『武士道』で広まったものであり、「武士道」という言葉は明治33年(1900年)以前のいかなる辞書にも載っておらず、江戸時代には一般的な言葉ではなかったとの指摘もある。

(出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』)



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MMT理論と西田理論

2019-06-14 05:00:00 | 投稿


MMT理論とは、モダーン・マニタリー・セオリーの略で、米国や日本の国会で、いま物議をかもしている。MMT理論は、簡単に言えば「国債はいくらでも発行しても良い」という大胆な理論である。提唱者は、ニューヨーク州立大学のケルトン教授で、経済学の常識が崩れたようである。だが、正直なところよく理解できない。

しかし、“国会の大砲”と恐れられる西田議員が言っている西田理論にしてもMMT理論にしても、貧富の差が無くなるのであれば良いと思っている。

しかし、世界経済や日本経済はそんなに甘くはない。ましてや、少子高齢化や人口減少を迎える日本では、消滅集落の土地を誰も買わないと思うし、資産デフレも初めての経験である。

一方、国債という国の借金がどこまでも増えても良いという理論・理屈はない。だから、令和元年十月の消費税率アップに関心があるし、将来的には「国のデフォルト」も心配している。また、衆参同一選挙があるかないかにも関心がある。

ところで日本は、太平洋戦争に負けて戦勝国に賠償金を支払ったが、「朝鮮特需」で立ち直り、昭和三十~四十年代は高度経済成長で、みんな中流意識を持つことが出来たし夢も持てた。

しかし、平成時代に入ってバブル崩壊以降は、失われた二十年とも言われた不況が長びき、夢も持てなくなった。だけど、日本では戦争が無かった。そして、これからも戦争は起こって欲しくない。

 

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注)財政政策

国は、国債を発行して通貨を獲得して、財政政策を行なっています。財政政策とは、公共事業を行なったり、社会福祉を充実させたり、補助金などを出すことで、経済を刺激することです。

例えば、政府の支出で公園や高速道路を作れば、建設業の雇用が生まれます。政府が積極的に支出を増やして公共事業等を行えば、多くの雇用を生み出し、景気が上向かせることが可能です。

政府が積極的に借金をして、財政政策を行えば景気が良くなります。つまり「インフレ」になります。供給よりも需要が高まることで価格が上昇します。

 【物価上昇(インフレ)2%目標の理由】

なぜ日銀は、物価上昇2%を掲げているのでしょうか?その理由は、適度な消費を促すためです。今買おうとしている住宅が、来年も少しだけ上昇するのであれば、今買っておいても損はないかなと思います。この適切な水準が2.0%と呼ばれています。逆に10-20%近く上昇するハイパーインフレの状況になると、値上がりを期待して過剰に消費が刺激され、バブルとなります。日本が経験したバブル経済は、まさに過剰な物価上昇によって引き起こされました。

 

国債の保有者割合別割合は、以下のとおりであります。(出典:ガベージニュース)


 http://www.garbagenews.net/archives/2126503.html


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