お蔵入り作品を窯入れ

フュージングの時に失敗して、お蔵入りにしていた作品を、思い直して、スランピングの窯入れしました。



失敗した部分は加工したので、パッと見あまり判りませんが、見る度に悔しさがこみ上げます。



せっかく苦心した、周りの赤い縁取りが、加工でもの凄く細くなってしまいました。
その上泡入れも数箇所失敗し、眺めていると、涙が出てきます。
まあ、家で使う分には申し分無いのですが、使う度に悔しい思いをしそうで、使うのを躊躇してしまいます。

この作品は、2度も失敗した作品なんです。
1度目の物は、これです。



同じ大きさだったんですが、失敗して割れた部分を加工で削り取って、この大きさになってしまいました。
これだけ見てると、遜色無い様に見えますが、豪華に金澄を入れた部分を全て削り取る事になってしまい、悲しい限りです。
まあ、うまく加工出来たので、失敗の後は、全く判りませんが・・・。
自分の記憶の中にあるだけです。

3度目に成功した作品は、フュージングを完了し、工房でのスランピングの窯入れ待ちです。
白バージョンも作ったので、それと同じ型でスランピングする為には、我が家の電気炉には入らないからです。
10月から、キルンワーク講座がまた始まるので、その時に窯入れする予定にしています。
7～9月の間は、講座が休みだったので、ちょっと気分がたるんでいるのですが、気を取り直して頑張らなくっちゃ。