おはようございます。朝からコーヒー豆を挽いている赤い水性@部屋でございます。
昨日もアクセスありがとうございました。多くの公立学校が入学式を迎えたとのことで、今日から各学校、賑やかになるのではないでしょうか?中学では職員室に入ってきた新入生が慣れないジャージの裾まで中に入れてきたり、鞄を背負って入室してきて多くの先生方の注意を受け、泣きそうになっていたり、公衆電話の前で、10円をコロンコロンする姿が目に浮かぶ。あの寄贈したテレホンカードは今??
さて、我が社はすでに紹介したように、入学式を終え、今日は初期指導という殺伐としたネーミングの学校生活オリエンテーション、LHR(いわゆる学活の学級組織)、対面式、部活動紹介などであった。所々にツッコミどころは潜んでいるのだが、今日は2つほど紹介。
まず、LHR、学級委員を決めるのだが、「僕やっていいですか?」であっさり決まる。そう、ここは、全校生徒が生徒会長・副会長、部長・副部長、学級委員、委員長、実行委員長の集まりなのだ。そして、男女別に分かれると、自動的に自己紹介が始まり拍手が起こる。自然と集団のバランスをとるのもウチの生徒の特長、隣の進学校のように自由人はいない。高校の特徴と言えば、文化委員、体育委員、HR展委員、応援委員である。「えっと、これは文化発表会実行委員と合唱コン実行委員が合わさったみたいな・・・」「あー、これは体育大会の縦割り団長的な存在だな、細かいことは苦手でもリーダーシップがあったほうがイイ」など、説明すると、そこは呑み込みの早さは日本有数のうちの生徒、「あー、それなら私が!」「じゃあ、俺やっていい?」など、本当にサクサク決まる。決して「俺やる、俺やる、どうぞどうぞ!」とダチョウのようにはならないのが与進中と違う。
そして対面式。「人間とは生活体験から行動するものだな。」と、つくづく思ったのは、会が始まってしばらくしてのことだったが、それは後ほど。
「新入生入場、拍手で迎えましょう!」と場内のアナウンスが流れ1組から入場する。講堂の構造上、複雑な入り方をするのだが、ここで紹介するようなことでもない。さて、拍手の中、当然『恋するフォーチュンクッキー』でも流れると思いきや、BGMはない。「昨日の2回にわたる来賓入場のテーマは要らんから、CDでもなんでもいいからこっちはほしいやろ!」と思ったのは赤い水性だけではないはず。そして、オープニング、ステージのスライドにシャキーンと学校を紹介するような映像が流れるのは、今どきの中学も変わらない。
しかし、ここで、BGMが流れる。曲は『ジョン・フィリップ・スーザ作曲、星条旗よ永遠なれ』である。学校の雰囲気とは違う威勢のいい音楽で、「こりゃこの会は生徒会主催、きっとお笑いあり、盛り上がりの会になるのか?」と予想すると、次に生徒会長のお話しは、少し咬み気味の歓迎の言葉的な内容で終了。
そして、本日一番の出来事、新入生挨拶だ。野球少年と思われる代表者が壇上に上がると「今日は、私たちのために、このような会を開いていただき・・・これからよろしくお願いします。」という、まあ、スピーチそのものはどこでもいつでも聞かれるお礼の言葉。しかし、会は始まったばかりだ。新入生挨拶だから、ヘンではない。変ではないが、内容は明らかにお礼の言葉である。恐らく、書いた本人は、中学までのイメージで、会の終了に、各クラスに鉢植えなどをもらった後に、学年の前に立って話すつもりではなかっただろうか。高校側のイメージと生徒側のイメージが明らかに違ったのは生活経験のせいで、同じことを話していても頭の中は違う風景を想像していた例だろうと、こちらも想像。
写真の通り、講堂という特性上、対面式なのに対面しない構造、どうなることかと思ったら、「一同起立、新入生は後ろを向いてください、相互に礼」と、ここで初めて対面。「さあ、いよいよ始まるな、次は何が?」と思ったら、「以上で対面式を終わります」という、サプライズ。
その後、交通担当の先生にバトンタッチで休憩も仕切り直しもなく、「自転車マナー違反、交通事故が多い・・・うんぬんかんぬん」という、全校1200名が集まるのは、そうやすやすといかないこの学校、もはや欧米人もびっくりするくらい合理的、終わった頃には生徒会長のお話の内容も忘れちゃうのではないだろうか・・・
昨日もアクセスありがとうございました。多くの公立学校が入学式を迎えたとのことで、今日から各学校、賑やかになるのではないでしょうか?中学では職員室に入ってきた新入生が慣れないジャージの裾まで中に入れてきたり、鞄を背負って入室してきて多くの先生方の注意を受け、泣きそうになっていたり、公衆電話の前で、10円をコロンコロンする姿が目に浮かぶ。あの寄贈したテレホンカードは今??
さて、我が社はすでに紹介したように、入学式を終え、今日は初期指導という殺伐としたネーミングの学校生活オリエンテーション、LHR(いわゆる学活の学級組織)、対面式、部活動紹介などであった。所々にツッコミどころは潜んでいるのだが、今日は2つほど紹介。
まず、LHR、学級委員を決めるのだが、「僕やっていいですか?」であっさり決まる。そう、ここは、全校生徒が生徒会長・副会長、部長・副部長、学級委員、委員長、実行委員長の集まりなのだ。そして、男女別に分かれると、自動的に自己紹介が始まり拍手が起こる。自然と集団のバランスをとるのもウチの生徒の特長、隣の進学校のように自由人はいない。高校の特徴と言えば、文化委員、体育委員、HR展委員、応援委員である。「えっと、これは文化発表会実行委員と合唱コン実行委員が合わさったみたいな・・・」「あー、これは体育大会の縦割り団長的な存在だな、細かいことは苦手でもリーダーシップがあったほうがイイ」など、説明すると、そこは呑み込みの早さは日本有数のうちの生徒、「あー、それなら私が!」「じゃあ、俺やっていい?」など、本当にサクサク決まる。決して「俺やる、俺やる、どうぞどうぞ!」とダチョウのようにはならないのが与進中と違う。
そして対面式。「人間とは生活体験から行動するものだな。」と、つくづく思ったのは、会が始まってしばらくしてのことだったが、それは後ほど。
「新入生入場、拍手で迎えましょう!」と場内のアナウンスが流れ1組から入場する。講堂の構造上、複雑な入り方をするのだが、ここで紹介するようなことでもない。さて、拍手の中、当然『恋するフォーチュンクッキー』でも流れると思いきや、BGMはない。「昨日の2回にわたる来賓入場のテーマは要らんから、CDでもなんでもいいからこっちはほしいやろ!」と思ったのは赤い水性だけではないはず。そして、オープニング、ステージのスライドにシャキーンと学校を紹介するような映像が流れるのは、今どきの中学も変わらない。
しかし、ここで、BGMが流れる。曲は『ジョン・フィリップ・スーザ作曲、星条旗よ永遠なれ』である。学校の雰囲気とは違う威勢のいい音楽で、「こりゃこの会は生徒会主催、きっとお笑いあり、盛り上がりの会になるのか?」と予想すると、次に生徒会長のお話しは、少し咬み気味の歓迎の言葉的な内容で終了。
そして、本日一番の出来事、新入生挨拶だ。野球少年と思われる代表者が壇上に上がると「今日は、私たちのために、このような会を開いていただき・・・これからよろしくお願いします。」という、まあ、スピーチそのものはどこでもいつでも聞かれるお礼の言葉。しかし、会は始まったばかりだ。新入生挨拶だから、ヘンではない。変ではないが、内容は明らかにお礼の言葉である。恐らく、書いた本人は、中学までのイメージで、会の終了に、各クラスに鉢植えなどをもらった後に、学年の前に立って話すつもりではなかっただろうか。高校側のイメージと生徒側のイメージが明らかに違ったのは生活経験のせいで、同じことを話していても頭の中は違う風景を想像していた例だろうと、こちらも想像。
写真の通り、講堂という特性上、対面式なのに対面しない構造、どうなることかと思ったら、「一同起立、新入生は後ろを向いてください、相互に礼」と、ここで初めて対面。「さあ、いよいよ始まるな、次は何が?」と思ったら、「以上で対面式を終わります」という、サプライズ。
その後、交通担当の先生にバトンタッチで休憩も仕切り直しもなく、「自転車マナー違反、交通事故が多い・・・うんぬんかんぬん」という、全校1200名が集まるのは、そうやすやすといかないこの学校、もはや欧米人もびっくりするくらい合理的、終わった頃には生徒会長のお話の内容も忘れちゃうのではないだろうか・・・