赤い水性の部屋

あくまでも赤い水性個人のページですので、吹奏楽とは関係ない内容もあります。みなさんのコメントをお待ちしています。

学習

2020年05月29日 | Weblog
 やっと金曜日になりました。今まではそんなことをあまり思わなかったのですが、コロナからの休校、登校が始まって以来、「やった、明日は土曜日だ」と思ってしまうのは何故なのでしょうか?いつもとは違う日常なのか、自粛在宅ストレスだったのか、いろいろな事が不確定で先のことが分からないことへの無意識的なストレスなのでしょうか?いずれにしても、生徒も同じで、これまでにない感覚を持って過ごしているでしょう。これがどのような影響を与えていくのか、早め早めにキャッチしようと、全国の先生方は生徒の言動や表情を見ながら授業、日々の活動をされている事と思います。

 さて、リモートという言葉が一般的になってきましたが、学習ができるのかということに関連して、最近思った事があります。別にリモートや在宅の学習の仕方や方法、効果について論じるものではありませんので悪しからず。
 学校の先生には授業1時間に対しての、そうですねえ、台本というか、指導計画(英語ではTeaching Plan)と言います。aか、theか悩むところですが、そこは問題ではなく(本当は問題)て、この呼び方がいくつかあリます。
 恐らく一般的なのは、学習指導案とか、学習指導計画ではないでしょうか?【教師の指導の手順や注意点を可視化】します。教育実習生は、これを書くだけでひと苦労、「先生、1時間の授業だけで、こんなに大変なんですか?」というのが、最初の感想実習アルアル。週4時間の35週で140時間もあるのだから、そりゃ大変です。
 その指導案、浜北市に勤務していたときには学習活動案と言っていました。「一緒じゃん」と思われるかと思いますが、指導案は教師の案であり、生徒の活動、様子、発言などが見えないので、生徒の活動が見えるものという発想があると、生徒(と教師の)の学習活動案という名前の方が良いとなります。内容もそれに応じた書式、記述になり、【生徒にフォーカス】されます。なるほどと思いした。
 次に、生徒が主体的に学習して学びを深めるという点で、教師は生徒をサポートしていくという指導法が主流になります。そうなると、今度は学習支援案となります。「学習支援というと、なんか、学習が困難な子をサポートするみたい」という意見もありましたが、僕としては、この名前が一番いいかなと思っています。

 正直、名前なんてどうでもいいのかもしれませんが、こういたところに、「学習とは何か?」というその人、学校の考え方が見えてきます。リモートが「学習活動」か、「学習指導」か、「学習支援」なのか、「なんでもいいよ、そんなのは」なのか、しばらく様子を見ることになりそうです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿