いよいよ寒くなって参りましたね~!
タイトルに入っている「地域」という言葉につられて読んでみました。
よく「地域活性化」とか「元気な地域に」といったことをテーマに書いている本は、「地域経済」の活性化について書かれていることがほとんどです。
この本も、地域経済の活性化を基本に書かれてはいます。
「地域活性化の成功事例をまねるだけではだめだよ」ということから始まるのですが、ちょっと変わっていて(?)社協でいうところの地域福祉的な「地域活性化」の視点を織り交ぜて書かれていました。
市民に愛される地域づくりについて、こう書かれていました。
市民が優しく包みこまれる空間と時間を創出することではないだろうか。換言すれば、交流の「居場所づくり、機会づくり」である。つまり地域再生の本質は「交流、心の再生」にあると思う。(P193より引用)
って書かれていました。なんだかこれって「ふれあいサロン」じゃん。
本の中で例としてもあげられていましたが、利益を追求せず、ひとの交流を目的とした喫茶店などを紹介されていて、参考になりました。
経済の活性化によって、地域におけるいまの社会の漠然とした不安感を補うことにつながるのかもしれないが、要するに「気持ち、こころ」が豊かにならないと意味なしということかな?
(さっく)
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