田舎もいいところ

集落60戸 それは鄙びて 田舎もいいとこ はざ掛けで自家消費米を栽培 ・・・そもそもOMハウス造りから始めました

五木寛之

2012-02-14 09:11:00 | 驚本・涙本・珍本
昨日TV生出演
80になる五木寛之は ずいぶんと痩せていました
ただ 語り口は穏やかで確か 研ぎ澄まされていました

つぎのような話だった かと
・夜中から朝5時まで執筆という長年変わらぬスタイル
 新聞連載ゆえ 世の中の出来事を踏まえるためでもある
 文章に表れずとも 気構えが違ってくる
 よって 原稿のストックはなし 健康に留意している
 
 震災・原発時 河原の外道院一族・下人どもが流される場面
 とても書けず 間一髪 逃げ出し助かるよう変えた
 確か 守護代の息子が父の企みを外道院に知らせた

・インクのしみ込み易い 安価な原稿用紙を使う 
 朝5時原稿完→編集者ワープロ起こし→校閲→五木推敲→ワープロ→五木確認→
  新聞社→次の日全国40地方紙朝刊 
  

・天変地異の平安末期から鎌倉は 末世
 鴨の河原は屍臭に満ちていた
 ここで法然や親鸞等の世の偉人が現れている 特異な時代
 今の日本も謂わば末世 下山の時代 
 それに合った生き方をすべきで
 その覚悟が必要である

・親鸞を書いていると言うよりも 
 沸き上がるものに書かされているという感じである

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