６月１日(水)
東京電力 電力の使用状況グラフ をブログのブックマークに追加しました。
東電が公表している１時間ごとの使用実績と前年の実績、ピーク時間帯の予測です。 
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新聞もテレビも、追及するポイントがずれていないか
ちょっと古いが先日５号機冷却が１５時間停止し、原子炉の水温が９５度近くまで上昇したと言う事故があった。
「えっ、なんで５号機が・・・」とビックリしたが、海水をくみ上げる仮設ポンプの故障が原因で、１５時間後に予備ポンプに切り替えて水温を下げることができたとのことだった。
５号機冷却１５時間停止…水温上昇、一時９４度
もう少しで水蒸気が発生し、圧力容器や格納容器からも漏れだしたら、また水蒸気爆発の可能性だって考えられる。
トンサンが気になったのは予備ポンプが作動するまでに、なぜ１５時間もかかったのかということだ。
発電機も用意し、予備ポンプも持ち、消防車まで待機して２重３重の冷却体制を取っていたはずだ。
仮設ポンプが止まっていることを巡回中の作業員が見つけたのでわかったと言う。
冷却が止まったらすぐに準備してあるほかのポンプに自動的に切り替わるとか、または通報されるとかになっていないのか?
こんなに危ない原発が、こんな維持しかできないとは・・・
まるっきり危なくて、目を離せられない。
それに対して新聞・テレビはこの点については追求せず、停止していたことの報告が遅くなったことのみ問題視していた。
１号機への海水注入中断事件の時もそうだった。
実際には中断していなかったことを、官邸も東電幹部も保安院も安全委員会もだあれも知らない。
これはいったいどういうことだ。現場の状況を把握できていなくて、判断ができるか。
これはとても大問題だ。
ところが新聞・テレビは「結果が良かったから良かった良かった」と、各界トップが現場を把握していなかったことを追求していない。
こんな肝心(かんじん)なことも追及できない体(てい)たらくな新聞・テレビでいいのか。
日本のマスメディアがもっとしっかりすれば、政治もしっかりし、各界トップもしっかりし、国民がしっかりするだろうと思うのはトンサンだけか。
