VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

「悪」を作るには

2015-03-03 07:01:08 | 日記
上村くんの痛ましい事件


  じょじょに 解明されつつあるようです。


でも 亡くなった人は もうもどりません。


  お母さんの悲痛なコメントに涙しました。


ただ こんな事を思います。


  それは なぜ あのような「集団」が出来上がるのか・・

と言う事です。



  中学、高校生が 夜中に騒いだり

飲酒、万引き 暴行をする・・・って・・・


 昔も今も変わらない。



徐々に 低年齢化してきてもいるし

  いまや 小学校で「校内暴力」が一番多くなったといいます。


暴れる子供 殺人や盗み、迷惑行為・・・


  悪いことをする とひとくくりに言うけど


今や 学校や 警察 政府の要職にある人でさえ

  わいせつや 犯罪行為をする時代。


なぜ そういう事をするのか。


  「人間」だから?


先日 ネットニュースに

  ジハーディ・ジョンが 残忍なテロリストになるまで

という記事がのりました。


  彼は もともと ストイックで真面目な青年だったといいます。


でも イスラム系だというだけで

 社会から常に疑いの目をむけられ、

人権侵害を受け続けた過去があったといいます。



  もちろん だからといって殺人者になって良いという事ではないけど


結局 「自分」を見失っていってしまったのだと思う。




  人は 「精神的、肉体的虐待」を受け続けると

「自分」というものが 壊れて


 それが 他を壊す原動力になってしまうのではないか・・



「悪」とよばれるものは

  生来あるというより

そうやって 形ができていくのかもしれない。



  「悪」を責める資格が はたして 自分にあるのだろうか


苦しむひと、困っている人に無関心だったり

  阻害したりしなかっただろうか・・・


最近のニュースで

  そんな自問自答をしています。