VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

少し介護に慣れてきた

2015-03-27 09:50:39 | 日記
ちょっとづつ 父の状態が 安定してきた。



  思えば 先週発熱したとき

もしかしたら 血管が詰まった先の脳が 委縮を始めたからかも・・・



  あれから また著しく退化したから。



あの頃は 父自身も 混乱の最中にあって もがいていたのだと思う。




  介護の講習を受けておいて 本当に良かった。



父の様子が変でも落ち着いて対処できるし、

  おむつ替えも 結構スムーズに行える。



混乱期の父は トイレで1時間以上もねばったり

 おむつをいじったり  防水シートを引っ張り出して

尿取りにしたりと


  問題行動満載だったが


今は おむつも慣れ、おとなしく替えさせてくれる。



   食べたご飯があまると、パックに包んで

デイに持って行くというけど


  はいはい と言って つつんだふりをし

安心させるだけで とくに確認したり さわいだりしなくなったし・・・



 なにより 今まで 尿をとるにもこちらの言うことをきかず


重いガラス瓶を股間にあてて 何十分もねばって、

 股間をぬらしてしまったが 今はおむつでしてくれ、

しかも 楽でいいと喜んでいる。



  大のほうも  トイレで反対向きになったり 椅子持ってこい

と叫んだり  狭い個室で 私が四苦八苦だったけど


 おむつに出ていたのを 上手に処分したら

かえって楽だと思ったらしく  何も文句はでなかった



  話も 昔の印象深かった出来事を静かに語るので

ふんふんと聞いてあげれば  喜ぶ。



 体温をはかったり 足をおろしてリズムをとったりして

小さなメモ用紙に記入しているが


   メモをみると 内容はメチャクチャで

誤字だらけだった。


  日付もわからないので 

大きな字のカレンダーを目の前にかけ

  過ぎた日には×印をつけて 「今日は●月●日だよ」

と言ってあげると  安心する。



  子育ての経験からも 思うのだけど、

脳の委縮、何等かの機能不全がある場合


  いちばん大事なのは 当人の「安心感」ではないか、

ということ。




不安感からパニックがおきる。

 体調の変化(たとえば 熱があるとか 何処か痛いとかの不快)

も 問題行動の引き金になる。



  だから そういったものを見つけ出して

とりのぞいたり、うまく処理すれば


 心が安定し、 問題行動は収まるのではないか・・・と。



父が徘徊(といっても部屋の中だけだが)したり

 コンセントを引き抜いたり、


トイレで私を困らせるような行動をとったとき

  おむつがびっしょりになっていたとか

せっかく来た兄が 帰るよ、と言った時だった。



  これから デイを増やすか検討中だけど


デイからかえると ものすごく疲れて

 昨日などは  5時間も寝てしまったので

とうとう 起こして食事をさせた。


  そうでないと 夜中にお腹がすいて

また 私を呼ぼうと さけんだり動き回ったりするだろうから・・


   はて?どうしたものかしら・・・?