VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

「認めたくない」  

2012-02-03 11:11:40 | 日記
子供の発達に関する心配事をかかえたお母さんたちで作る親の会

 娘が小学校に上がったころに入り

中学卒業まで

 紆余曲折ありながらも続けたのですが


いろいろ冊子を作ったり お知らせを 幼稚園や 保育所に貼り出してもらったり



 でも なぜか 芳しくなく


最初 言葉の指導をかねながら まず 言葉の悩みを相談する会だったので

 子供の言葉にかんする悩みをもったお母さんが やってきていた


小学校にあがるまでに

 発音をなおしたい  という事で



ただ、ほとんどのお母さんは 言葉が ある程度大丈夫になると

 会の運営には 携わらずに そのままになっていった



それも 仕方のない事として

 人が 入れ替わっても 相談会は定期に開いていた


でも 子供が5年生になった時

 ずっと参加してボランティアをやっているお母さん方というのは

もう 言葉の悩みをかかえた人ではなく

 実質 発達障がいの子供をかかえた親がほとんどになっていたのでした



ある程度奉仕期間を2年ほどもうけて 


 言葉のみのお子さんの親にも 役員などをやってもらっていたけれど

みんな 子供の手が 離れたら  「働きたい」



 また、発達障がいのお子さんの親は

言葉だけの問題を持つお子さんの親に 自分のプライベートな話を聞いてもらうのは

 かなり 苦痛という人もでてきて


人の心って  複雑で  デリケートなんだな・・・と思いました



 人は人、自分は自分という割り切りを 比較的うまく使える私は

人が どう思おうと また、自分がどう思われようと

 それはそれ 自分は自分の立ち位置を決めてマイペースを貫くタイプ


でも、 そういう事が うまくできない人も たくさんいるのだ

 と、気付かせてもらいました


めんどくさくて ややこしい問題


 でも、 本当に 少ないです


自分のお子さんに 問題があるのでは?と考えて

 こういう会の門を叩く人って



また、やってきても

 会の運営に携わる責任のような雰囲気を感じただけで

ひるんでしまう  という事もあったのかもしれません



できあがった「組織」に入って行くという事は

 かなり勇気のいる事です


子供の中学卒業をもって 会を閉じました


 新しく入ってくる人もいなかったので

閉じるにあたって 問題はありませんでした


 また、その頃には 学校の整備も進んで

情緒学級の増設も始まっていました



 ただ、 やはり こういう問題は かなりデリケートで


親として 


 どうしても 自分の子供に問題があると認めたくない心理もあるという事です


今、直面しているのは


 子供だけでなく


親の「認知症」


 自分の親に 認知症の疑いがでてきても


認めたくない子供  という 図式です



 なんでも 「早期発見」は大切


予後が ぜんぜん違うからですが・・・



 認めたくない   その心理とどう向き合うか



これって、けっこう おおきな課題だと思うのですが・・・


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