手荒れひとつにも

右手の親指に　あかぎれができて

　痛い


９月にころんで　まだ治らない右手を気にして

　いつもの冬なら　ゴム手に冷たい水で洗うのに


今年の冬は　お湯で洗っています


　冷やすと動きが悪くなるので・・・


たまに　お湯だからと油断して

　ゴム手を忘れて洗ってしまうと

あかぎれができちゃうんですね


　そういえば　子供の頃

手はいつもガサガサで

　握るといきなり手の甲が　ビシっと割れて血がにじんだっけ


あの当時　ももの花とかいうハンドクリームがあって

　それをすりこんで　手袋をして寝ると


まぁ・・なんということでしょう


　朝には　　手がつるつるになっているのです


口びるも　　うっかり笑うと　ビシっと割れて

　割れたことを忘れて笑って

同じ所が　　ビシっと・・・（繰り返し）


　リップクリームなんて　買ってもらえなかったっけ


ほんとうに　今の暮らしは　天国のよう


　最近小説も読まなくなったけど


昔　　樋口一葉の作品


　大晦日　とかいて　おおつごもりだったっけ


主人公の女の子のつらい日常が描かれていて

　ああ、こんな生活が　当たり前だったんだな・・・


と胸が痛かった


　便利で快適な今の生活に感謝


でも　こういう生活が　自然を壊してもいるんだよね