VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

枕上書の原作を読む

2021-12-08 15:17:39 | 永遠の桃花

ドラマを見る事が出来ないので せっせと 

敏敏公主さんの訳した 枕上書を読んでいます。

まだ途中ですが ちょっと登場人物が複雑なのと

間をあけて読むので 前を忘れてしまったり( ;∀;)

苦戦しております・・・

桃花の時より 各段に訳が上達しているように思います。

唐七公子さんは とても漢詩などに精通している方みたいで

よく 詩がでてきます。

この小説は 売れるだろうなあ・・・なんて考えながら

読んでますよ。

ところどころに差し挟んである なんともいえない

ユーモアが・・・もう 絶妙です・・・

たまに 夜華君と白浅の名前が出てきます。

私などは それだけで嬉しい(*´ω`)

今 86番まできました。 十里桃花がNO133まで

あった事を考えるとまだまだ先の事になりますが・・・

原作を 読めるなんて し・あ・わ・せ

 

枕上書に夜華と白浅の情話 という言葉があったり

夜華の情については たとえ歯が砕けようとも飲み込んで

身を引くタイプのような事が書かれていて

改めて そうなんだ~~~ と思ったり・・・

 

でも、この中国語の難しい漢字を変換するだけでも

どれほど手間がかかるのか と 気が遠くなりますよ。

おかげで 枕上書を紹介できませんもの・・( ;∀;)

 

そういえば 夜華君が身を引くタイプのような事が

書かれていて思い出したので 

十里桃花 番外編その3から・・・

団子が 母君をしょっちゅう拉致していってしまうので

夜華君はご機嫌斜めのきわみ、閂替わりに 青冥剣を使って

まで 門をがっちり塞いで 団子を阻止したのに

泣きわめかれて 長昇殿に入れるシーン。

すごい怖い顔で団子をにらんでも ちゃんと

入れてあげて 母君と一緒に寝させてあげましたね。

いつも いい雰囲気になって白浅といちゃこくつもりが

団子にさらわれる 可哀そうな父君・・・

 

そして・・・この後の話しで 団子が母君の誕生祝いの

つもりで 学年テスト一位を目指して頑張りますが・・

見事一位を取って・・・

『彼が一番になり、晋文神君の大賞を勝ち取った事で

彼の母上は 確かに喜んだ。しかし、最も喜んだのは

彼の父君だった。

夜華君は 常に落ち着き、感情を表面に表す事のない

人だが、洗梧宮の仙婢たちは本当に 感じ取っていた。

太子殿下は 最近 春のそよ風のよう、嬉しいという

言葉では言い表せないほど  これ以上ないほどに

楽しい、格別に嬉しい!と言っても過言でないほどに

気分が良かった。

息子が 学業で良い成績を取っただけで これほど

までに 喜ばれるとは、 太子殿下は本当に

優しい父親であり、尊敬の念が ますます高まった

というもの・・・

 

崑崙虚の令羽上神は 中庭で 数日前母上自ら付き添って

連れてこられた団子の相談にのっていた。

「阿離、貴方は 当初 この大賞を渇望し、

この賞を取る為に寝食も忘れて 十日間も大変な

努力をした と 晋文から聞いたのだが、今の貴方を

見ていると嬉しいというより落ち込んでいるように見える

のは どうしてかな?」

団子は鬱々として頭を抱え、泣きながら言う

「それは・・・私は・・・辞退が許されないこの大賞が、

崑崙虚に来て 墨淵伯父と三年間修業することだとは

知らなかったからなのよ・・・(´;ω;`)ウゥゥ」

 

!団子よ 君は 母上を独占してはいけなかったんだよ

(蛇足)

そして・・・番外編4では・・・

団子が近頃憂鬱なんだ・・・

いわく

母上のお腹に 小さな赤ちゃんが宿ったので 母上は

体調管理に余念がなく 彼が 毎度母上の寝殿に行っても

いつも寝ている。父君も 最近 以前のように 

彼のやりたいようにはさせてくれず、頻繁に学業の

進行状況を確認するようになり、しかも もうすぐ

兄という立場になるのだから、生まれてくる弟または妹

の 手本にならなければならない と 説教した。(!)

 

・・・寡黙で厳格な父君になったらしい夜華です・・・

※補足 身を引くではなく 泣き寝入り、でした( ;∀;)

 



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