きのうは快晴。2月3日は節分ということで毎年尾道の神社で豆まき行事。お天気も良く休日ということで、たくさんの参拝者で賑わっていました。子どもさんも多かったです。
「追難式(ついなしき)」は、今では節分行事としておこなわれることが多いそうですが、元を正せば大晦日の夜に悪鬼を払い疫病を封じる宮中の行事だったそうです。
節分は季節の変わり目、立春を新年とする風習もあったわけで、旧暦の感覚では大晦日の追難式と立春を意味する節分は対をなす行事だったとのこと。やがて、大晦日の追難式という概念は取り払われ、節分の行事として定着していったようです。
そして、きょう2月4日は、立春。そして愛媛県内の中学校では「少年式」が執り行われます。
・・・少年の日というのは、14歳になった少年少女を大人への階段を登り始めた大切な時期と考え、自覚・立志・健康を3本の柱に、愛媛県が全国に先駆けて始めた行事だそうです。
そういえば、長女のときだったか、少年式の行事のなかで、「少年の主張」というのか、決意のことば、のような生徒さんの発表があり、14歳の子がこんな決意をしているんだ、というような感慨深い思いをした記憶があります。今年もそういう決意表明・・・の発表があるのでしょうか。
今朝のケーブルテレビでも、2008年の市内中学校の少年式の様子が映されていました。
今年の我が子の中学校では、午前中に式典、午後からクラス別合唱コンクールがあるそうです。学校によって催しは様々異なっていて、市内のある中学校では餅つきを毎年すると言ってたところもあるようです。
長男のときは、中2の今の時期には学校へ行っていなかったので、式典のことなど頭になく、余裕もなかったです。ただ、生徒さんたち一人一人が少年の日にちなんで、文集を作り、一人何行かの短い文(俳句か短歌だったかな)を載せていました。
長男も確か書いていて文集に載っていたのを、当時の中学校の相談員さんがそれをあとで教えてくれて、「○○くんの気持ちが詰まってて、涙が出ました。いい文を書いてましたよ。」と、言ってくれて、私もとても嬉しかったのを覚えています。
うちの長男のときは、担任の先生や相談員さんにもとても恵まれていたんだな~と思います。今でもそういう先生や相談員さんもいらっしゃるけれど、中には心無い方たちもいて、本当にその先生方の支え次第で、私たち親は右往左往することになるんですね。こどもの気持ちを本当に大切に思ってくれるなら、そういう接し方、言葉かけのしかた次第で、心に伝わってくるものです。そんな先生や支援員の方々との出会いが大事だなと思っています。