先月から、にわかに動き始めた「居場所」作りへの思い。
私たち、ほっとそっとmamaが運営資金調達のために参加するフリーマーケットなどにも、毎年お手製のお菓子を作って参加してくれたり、12月の講演会にも、保護者や先生方に交じって講演を最後まで熱心に聴いてくれたり。そして、今回は、映画「かかしの旅」試写会にも足を運んでくれて率直な意見を言ってくれたりと、ますます活動的に動き始めた。
「学校に行けない」ことが、彼女を追い詰めたのではなく、「なぜ学校に行かないのか」と問い詰める冷たい空気が「学校」そのものにあったのではないだろうか。学校ではなくても、彼ら彼女らが過ごす「居心地のいい場所」「安心して過ごせる場所」があれば、自分たちのやりたいことをやり、自らが主体的に動く、それがすべての「自立」につながる一歩になる。その「一歩」を応援したいと思う。
映画「かかしの旅」試写会の輪を広げていきたい。
苦しかったら逃げてもいい。その場に留まることに何の意味があるのだろう。
たとえ先が見えなくても、回り道でも、それはすべて自分自身の糧になる。
生きること。生き延びること。だからこそ、明るい未来へつながる。
<fonte「不登校新聞」webより、お知らせです。>
2月11日(祝) 居場所「たまりば」講演会があります。
演題「いのちを輝かせるために」
会場 川崎市総合自治会館
時間 14:00~16:45
参加費 無料(申込不要)
連絡先 044-833-7562
詳細は、居場所たまりば公式サイト
☆居場所「たまりば」は、官制民営の居場所「えん」を運営しているNPO団体。「たまりば」は、1991年、川崎高津区で学校や家庭、地域に居場所を見出せない子ども・若者たちの居場所として活動をスタート。2003年にはNPO法人の認証を受けた。
<講師紹介>
☆松崎運之助さん・・・元夜間中学校教員であり、映画「学校」で西田敏行さんが演じた主人公のモデル
☆松浦幸子さん・・・87年にクッキングハウスを設立し、精神科ソーシャルワーカーとして、地域で心を病む人たちと食事作りや文化学習活動を通じ、障がいや生きずらさを抱えた人たちの支援をつずけている。
☆水野スウさん・・・1983年より、オープンハウス「紅茶の時間」を始め、富山県や金沢市を中心に、自殺予防のためのメンタルヘルス講座講師を務めている。