陶芸教室 夢工房あすか

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電動ろくろにハマる/作品回顧展 No.69

2025-02-18 23:05:33 | 作品回顧展 シリーズ
 
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 ■ 電動ろくろにハマる/作品回顧展 No.69

非常に熱心な男生徒さんだった。
ろくろコースに進んでからは週に2回は来ていた。
熱意に応えて回数無制限の「フリーコース」を設けた。
ろくろコースの月謝は毎週1回、月4回で¥6,000円で、
追加する場合は一回ごとにプラス¥1,000円にしてたが、
フリーコースでは何回来ても¥9,000円にした。
熱心な生徒さんには出来るだけ通いやすいようにした。

月謝は当地ではこの位が相場だったが、
東京では当時でもこの3~5倍くらいだった。
20年近くたった今でも月謝は据え置いたまま。
おそらくこの世の中で値上がりのないのは当教室くらいだろう。
コロナ禍で入会する生徒さんも減っているので、
値上げできる情況でもないので致し方ないのだが・・・
当教室は地域に貢献するボランティアのようなものだろう。
生徒さんには好きなだけ長く陶芸を楽しんでもらいたいと思ってる。

その遠藤さんは第二期生。長く通ってくれたが、今は来てない。
当時は大学の准教授だったが、今は教授になって多忙のようだ。
当地の大学で音楽の作曲理論(エクリチュール)を教えている。
東京の音大を出ているが、その恩師が私の結婚式の仲人さんの長女!
ビックリした!! 世の中は何か不思議に“縁”なるものがあるようだ。
ご本人は新潟県出身。東京で新潟と大分が結ばれていた。
私の次男も今はA飲料の新潟(上信越)支店長。
次男が愛用してる焼酎グラスは遠藤さんの陶芸作品。
いろいろとつながってくるものです。

遠藤さんの作品はアルバムの № 34/137にも多い。
ロクロにも慣れてきた頃で一番楽しい時期であったろう。
色々な作品づくりをしている。ろくろも上手になっている。
湯呑みには粉引きをして木べラで車海老をけがいている。躍動的!
粉引き(こひき)とは白化粧泥に生乾きの器を浸し掛けしたもの。

 


次は、馬上杯のような大鉢。大らかに!
馬上杯とは武将たちが馬の上に乗って飲んでいた杯。
高台の脚が持ちやすいように高く作られている。

 


「丸い壺」や「鶴首の花瓶」などにもろくろ挽きでトライしている。伸び伸びと!

 


※ 遠藤さんは花の二期生です。花の各期生は、
 長く通ってくれた生徒さんや記憶に残る生徒さんたちです。

 <花の一期生:AHS111>
佐藤真紀さん、石志嶺さん、倉山さん、伊藤さん、前田さん、
松本さん、村井さん、榊さん、安藤さん、野田さん、岩田さん

 <花の二期生:AHS211>
木本さん、足立さん、東田さん(現:稲岡さん)、赤崎さん、神屋さん、
萩原さん、三上さん(男)、遠藤さん(男)、菊地さん、藤原(美)さん、三代さん(男)

 <花の三期生:AHS311>
佐藤(朋)さん、首藤さん、大久保さん(男)、浅野さん(男)、佐々木さん(男)、
伊藤日向子ちゃん、高橋知佐さん、幾竹めぐみさん、藤沢さん、二村さん

 <花の四期生:AHS411>
後藤さん、小嶋さん、三重野さん、古田さん(男)、古田さん(女)、恵良さん、
喜多川さん、武津春花さん、中村さん(男)、なかむら葉子さん、江島さん(男)

 <花の五期候補生(現在):AHS511>
桐木さん、衛藤さん、羽田さん、川野さん、佐藤(恵)さん、
都甲さん(男)、橋本さん(男)、淋さん(男)など


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初心者の方は最初は市販の参考書などを見られる方がよいかも知れません。
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それらの市販の参考書にはお薦めするようなものもないですが、
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ブログのカテゴリーの 「陶芸の基本」 の記事も閲覧者が大変多くなっています。
このカテゴリーはブログのベスト閲覧シリーズになっています。
粘土細工的でないオーソドックスな陶芸が普及することを願っています。

因みに、最初から形を作りながら成型するやり方を「手捏ね(てごね/てづくね)」といいます。
代表的なものに「楽茶碗」があります。伝統的な抹茶茶碗の作り方です。
このような作り方もありますが、現代の電動ろくろの手法とは異なります。
現代陶芸においては、電動ろくろと一貫する手びねり技法を学ぶようにしましょう。



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  自由に押せるといいのですがね・・・。教室の生徒さんも押せないので残念がっています。

 私のブログは陶芸ジャンルですので、Goo-ブロガーさんの訪問が少なく、
  多くても一日 20人くらいの感じですが、Goo-ブロガーさんからいただく “いいね” などの
リアクションは生徒さんたちの励みにもなっています。ありがとうございます!


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