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陶芸の基本 (元祖陶芸?! 目から鱗が落ちる!)/連載4
■ 玉づくり/小鉢、中鉢、大鉢づくり (手びねりの基本)
手びねりの基本は 「玉づくり (玉取り作り)」 です。ろくろと同じです。
丸くした陶土を円柱状に玉取りします。
次に、両手の親指で穴を開け穴を広げます。陶土にを外側に寄せてドーナツ状にします。そして、摘まんで寄せて立ち上げて行きます。両手で行います。
前回、手びねりの玉づくりの基本の作り方を説明しましたので、今回は、玉づくりで 「鉢」 を作る手法を解説しましょう。最初は少し難しく感じるかも知れませんが、それが芸の道です。陶芸です。陶道です。
陶芸教室でも、オーソドックスな手びねりを教えているところほとんどないようです。陶芸の大学でも手びねりはほとんど教えていないようです。以前に手びねりのビアマグ体験に陶芸の大学を出た女性が来たことがありますが、大学ではろくろばかりやっていたそうで、手びねりはほとんどやったことがないと言っていました。手びねりのビアマグ体験後に 「感動しました!」 と興奮していました。大学でも陶芸教室でも講師の方たちも手びねりはほとんど知らないようです。手びねりと言えば、「ひもづくり」 と言う レアな手法を教えてる程度のようです。
手びねりの参考書も参考になりません。参考書のような手練りの作り方では湯呑みくらいしか作れません。お皿まで展開ができません。両手を使って作陶することからまず始めて下さい。
陶芸ではどんな作り方をしても作れますが、粘土細工的な作り方ではお皿は作れません。湯呑みから鉢、そしてお皿まで一貫した手法で成形できるのが陶芸です。陶芸を習うからには基本を学んでほしい。遊びもいいですがオーソドックスな作り方を学びませんか。基本を学んで有意義な器づくりを行いませんか。時間をかけて一からじっくりと取り組みましょう。陶芸も学びです。
前回のブログで、作陶の基本となる 「手びねりの玉づくり」 を紹介しましたが、今回は、玉づくりで、筒づくりをしてから 「鉢」 や 「お皿」 へ展開する手法を説明しましょう。筒づくりで、鉢からお皿まで成形するのが本来の陶芸です。手びねりもろくろも手法は同じです。 「玉づくり (玉取り作り)」 が基本です。
前回の 「玉づくり」 の作り方でフォルムの整った湯呑みやマグカップが作れるようになります。今回は、玉づくりで 「小鉢づくり」 を行います。この筒づくりを覚えると、お皿まで出来るようになります。同じ手法で中鉢、中皿、飯碗、どんぶり、大鉢、大皿などあらゆる食器が作れるようになります。
今回も写真を入れますので理解しやすいと思います。ブログは写真を手軽に入れられるので助かります。拙著 『生活にうるおいを与える食器づくり』 では、文章だけで作り方を詳述しましたので大変でした。
因みに、この拙著は作陶の基本を文章で解説した希少な実用書ですが、アマゾンで通信販売をした時に、嬉しいクチコミコメントをいただいていますので紹介させていただきます。
「陶芸の最も基本的な所から、比較的細かいポイントに焦点を合わせて紹介してあるので、かゆい所に手が届くといった感覚で非常に役に立ちます。少し学んだ経験がある人でも改めて得るものがあるのでは。作品集もどれも素敵ですね。」
尚、この改訂版は完売しましたが、初版が少し残っていますので、もし欲しい方がおられましたらお分けします。下記の記念セール欄をご覧下さい。
手びねりの玉づくりの手法を 「活かすも活かさない」 もみなさん次第、あなた次第です。では、では・・・これから、筒づくりから 「鉢」 への展開の仕方を開示します。
小鉢づくりの手順 (手びねりの玉づくり)
1.前回のブログ 「玉づくりの基本」 を読み返して復習して下さい。
2.今回は 「小鉢づくり」 です。途中までは前回と同じです。
3.400gの土玉を叩いて 9㎝径の円柱形に玉取りします。
4.両手親指で広げてドーナツリング状に半筒形に土取りします。
5.そして、両手で摘まんで寄せて、垂直に立ち上げます。(高さ 6~7㎝)
6.胴体をあとで広げるので、少し厚みを残して立ち上げて下さい。
7.口縁を弓で切って平らにします。口縁を 3本の指で締めましょう。
8.ここまでは湯呑みづくりと同じです。連載 3を復習して下さい。
(さあ、これから胴体を広げて行きます)
9.まず、口縁を外側に反らします。洗面器の縁のようにします。
この写真のように反らします。飯碗づくりのスナップです。
10.左手の中指を外側に、口縁から 1cmくらい下に当てます。そして、
11.右手に卵形のコテを持ち、内側の 1cmくらい下から外側に反らせます。
(この手順は、ろくろで大鉢を挽く時と同じです)
12.次は、中底の際から口縁までを一直線になるようにコテで広げます。
13.高さがある場合は三段階に分けて、中間から広げて中底の際から広げます。
14.左手の指は向かい側に添えておきます。左手の指を立てて当てます。
15.そして、口縁の外径が 13~15cmになるまで何回も同じことを繰り返します。
16.小まめに行って下さい。逆円錐形になります。
17.次は、小鉢にするので見込みの部分(中底と胴体の際の部分)をコテで押し出して丸味をつけます。
飯碗づくりの写真です。左手は丸味を出す為に横に添えてます。
18.尚、口径を広げると外側にひび割れが出ます。ひび割れをコテを掛けて直しましょう。
19.最後に口縁になめし皮をかけます。小鉢の完成です。
一連の写真は江島さんが飯碗作りをした時のスナップです。
20.使用する陶土の量を増やすと中鉢、大鉢が出来ます。
中鉢です。江島さんの作陶。
輪花の大鉢です。桐木さんの作陶。
次回は、手びねりの玉づくりによる 「お皿づくり」 を開示しましょう。
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陶芸の基本 (元祖陶芸?! 目から鱗が落ちる!)/連載4
■ 玉づくり/小鉢、中鉢、大鉢づくり (手びねりの基本)
手びねりの基本は 「玉づくり (玉取り作り)」 です。ろくろと同じです。
丸くした陶土を円柱状に玉取りします。
次に、両手の親指で穴を開け穴を広げます。陶土にを外側に寄せてドーナツ状にします。そして、摘まんで寄せて立ち上げて行きます。両手で行います。
前回、手びねりの玉づくりの基本の作り方を説明しましたので、今回は、玉づくりで 「鉢」 を作る手法を解説しましょう。最初は少し難しく感じるかも知れませんが、それが芸の道です。陶芸です。陶道です。
陶芸教室でも、オーソドックスな手びねりを教えているところほとんどないようです。陶芸の大学でも手びねりはほとんど教えていないようです。以前に手びねりのビアマグ体験に陶芸の大学を出た女性が来たことがありますが、大学ではろくろばかりやっていたそうで、手びねりはほとんどやったことがないと言っていました。手びねりのビアマグ体験後に 「感動しました!」 と興奮していました。大学でも陶芸教室でも講師の方たちも手びねりはほとんど知らないようです。手びねりと言えば、「ひもづくり」 と言う レアな手法を教えてる程度のようです。
手びねりの参考書も参考になりません。参考書のような手練りの作り方では湯呑みくらいしか作れません。お皿まで展開ができません。両手を使って作陶することからまず始めて下さい。
陶芸ではどんな作り方をしても作れますが、粘土細工的な作り方ではお皿は作れません。湯呑みから鉢、そしてお皿まで一貫した手法で成形できるのが陶芸です。陶芸を習うからには基本を学んでほしい。遊びもいいですがオーソドックスな作り方を学びませんか。基本を学んで有意義な器づくりを行いませんか。時間をかけて一からじっくりと取り組みましょう。陶芸も学びです。
前回のブログで、作陶の基本となる 「手びねりの玉づくり」 を紹介しましたが、今回は、玉づくりで、筒づくりをしてから 「鉢」 や 「お皿」 へ展開する手法を説明しましょう。筒づくりで、鉢からお皿まで成形するのが本来の陶芸です。手びねりもろくろも手法は同じです。 「玉づくり (玉取り作り)」 が基本です。
前回の 「玉づくり」 の作り方でフォルムの整った湯呑みやマグカップが作れるようになります。今回は、玉づくりで 「小鉢づくり」 を行います。この筒づくりを覚えると、お皿まで出来るようになります。同じ手法で中鉢、中皿、飯碗、どんぶり、大鉢、大皿などあらゆる食器が作れるようになります。
今回も写真を入れますので理解しやすいと思います。ブログは写真を手軽に入れられるので助かります。拙著 『生活にうるおいを与える食器づくり』 では、文章だけで作り方を詳述しましたので大変でした。
因みに、この拙著は作陶の基本を文章で解説した希少な実用書ですが、アマゾンで通信販売をした時に、嬉しいクチコミコメントをいただいていますので紹介させていただきます。
「陶芸の最も基本的な所から、比較的細かいポイントに焦点を合わせて紹介してあるので、かゆい所に手が届くといった感覚で非常に役に立ちます。少し学んだ経験がある人でも改めて得るものがあるのでは。作品集もどれも素敵ですね。」
尚、この改訂版は完売しましたが、初版が少し残っていますので、もし欲しい方がおられましたらお分けします。下記の記念セール欄をご覧下さい。
手びねりの玉づくりの手法を 「活かすも活かさない」 もみなさん次第、あなた次第です。では、では・・・これから、筒づくりから 「鉢」 への展開の仕方を開示します。
小鉢づくりの手順 (手びねりの玉づくり)
1.前回のブログ 「玉づくりの基本」 を読み返して復習して下さい。
2.今回は 「小鉢づくり」 です。途中までは前回と同じです。
3.400gの土玉を叩いて 9㎝径の円柱形に玉取りします。
4.両手親指で広げてドーナツリング状に半筒形に土取りします。
5.そして、両手で摘まんで寄せて、垂直に立ち上げます。(高さ 6~7㎝)
6.胴体をあとで広げるので、少し厚みを残して立ち上げて下さい。
7.口縁を弓で切って平らにします。口縁を 3本の指で締めましょう。
8.ここまでは湯呑みづくりと同じです。連載 3を復習して下さい。
(さあ、これから胴体を広げて行きます)
9.まず、口縁を外側に反らします。洗面器の縁のようにします。
この写真のように反らします。飯碗づくりのスナップです。
10.左手の中指を外側に、口縁から 1cmくらい下に当てます。そして、
11.右手に卵形のコテを持ち、内側の 1cmくらい下から外側に反らせます。
(この手順は、ろくろで大鉢を挽く時と同じです)
12.次は、中底の際から口縁までを一直線になるようにコテで広げます。
13.高さがある場合は三段階に分けて、中間から広げて中底の際から広げます。
14.左手の指は向かい側に添えておきます。左手の指を立てて当てます。
15.そして、口縁の外径が 13~15cmになるまで何回も同じことを繰り返します。
16.小まめに行って下さい。逆円錐形になります。
17.次は、小鉢にするので見込みの部分(中底と胴体の際の部分)をコテで押し出して丸味をつけます。
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19.最後に口縁になめし皮をかけます。小鉢の完成です。
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意外にも近くにあるのに気付かない人たちが多いですが、
下記の教室案内をクリックしてご覧下さい。
陶芸を基礎からコツコツと学ぼ~う。
電動ろくろもスムーズに習得できます。
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自費出版した 『生活にうるおいを与える食器づくり』 の
改訂版は完売しましたが、改訂前の初版が少し残っています。
ほしい方がおられましたらお分けします。
定価は @1,400円ですが、硬貨だとかさばるので、
お札で、送料込みで @1,000円としました。
初版ですが、ページ数は改訂版と変わりません。
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※ 令和 2年1月16日から
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Goo ブロガー以外の方は、ログインが必要になるようです。
誰でもオープンに参加できると、いいんですけどね ・・・。
又、「いいね」 ボタンなどをポチッとしていただいた後に、
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最敬礼です!! 他の陶芸ブログも参考になると思いますよ。
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