陶芸教室 夢工房あすか

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干支 ・ 十二支について/生徒さん作の金シャチの辰も

2024-01-04 23:30:05 | 教室のこと

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 ■ 干支・十二支について

十二支には、猫と豚がいない?? ネットで調べてみたら、
タイとベトナムには、猫がいた! 兎が猫になっている!
そして、タイとベトナム、モンゴル、中国には、豚もいた!
猪 (イノシシ) が豚になっている! イノシシは日本だけだ。
また、モンゴルでは虎がヒョウで、ベトナムでは牛が水牛だ。
十二支はアジア圏で広く使われているが、国によって若干違っている。

面白いね! 個人的な見解だが、日本では節回しがよい
語呂のよい動物にしたのではないでしょうかね??

十二支 (じゅうにし) を呼称するときに
「ね ・ うし ・ とら ・ う ・・・」 は口調がいいが、
「ね ・ うし ・ とら ・ ね ・・・」 となるとトーンが下がる。

ましてや、
「・・・ さる ・ とり ・ いぬ ・ い」 は収まりがいいが
「・・・ さる ・ とり ・ いぬ ・ ぶ」 では、ズッこける。
「・・・ さる ・ とり ・ いぬ ・ とん」でも笑ってしまう。
お笑いだね。こんな私の推測が結構当たってるのかも知れない??

干支はもともとは 「かんし」 と呼び、
陰陽五行説で 「えと」 と呼ぶようになったようだ。
干支と十二支は本来異なるものだそうだが、
十二支の字や動物に込められた願いや意味は深い。

 子 (ね)
子 (ね = 鼠) は、十二支の一番目の動物でネズミのことを指す。ネズミは繁殖力が高く、つがいがそろえばあっという間に何十匹、何百匹にも繁殖する。よって、子宝の象徴となることも多い動物で、ネズミ = 子孫繁栄の意味がこめられている。

 丑 (う)
丑 (うし = 牛) は昔から、食用というよりも生活のパートナーだった。重い荷物を運んだり畑を耕したりと生活の中に欠かせない動物だった。ウシは力強さの象徴であり、粘り強さ、誠実さを表すとされている。

 寅 (とら)
寅 (とら) はトラのこと。勇猛果敢な動物だ。決断力や才覚といった意味も込められている。

 卯 (う)
卯 (う) はウサギ。ウサギはおとなしく、穏やかなイメージがある。このことから安全の象徴としての意味を持っている。さらにその跳躍力から飛躍、向上という意味を持ち合わせている。

 辰 (たつ)
辰 (たつ) は龍 ・ ドラゴンのことを指す。十二支の中では唯一空想上の生き物だが、東洋では龍は生活に密接なモチーフだった。中国では古代から龍は権力の象徴とされており、日本もその影響を受けている。ここから辰は権力の意味合いを持っている。

 巳 (み)
巳 (み) はヘビのこと。ヘビは脱皮を繰り返して成長するため、世界で 「永遠」 や 「生命」、また 「再生」 の象徴にもなっている。

 午( うま)
午はウマ = 馬を表わす。ウマもウシも同様に生活に欠かせない大切なパートナーだ。ウマは健康や豊作を象徴する。

 未 (ひつじ)
未と書いてヒツジ。ヒツジは動物の中でも群れで生活することを好む生き物だ。よって十二支の中でも家族安泰の象徴とされている。

 申 (さる)
申 (さる) はサルを指す。サルは知能が高く、神の使いであると信じられてきた。よって、サルは賢者を象徴する動物となっている。

 酉 (とり)
酉 (とり) はトリ、特にニワトリのことを指す。トリは 「取り込む」 ことにつながる。酉の字をあてた「酉の市」という商売繁盛のためのお祭りが各地であるように、商売繁盛の象徴として扱われている。

 戌 (いぬ)
戌 (いぬ) はイヌのこと。イヌもウシやウマと並んで、古くから生活をともにしてきた。イヌは特に主人に忠実に従うことから、忠義の象徴という意味が込められている。

 亥 (い)
亥 (い) とはイノシシのこと。イノシシの肉は昔から万病に効くと考えられていて無病息災を象徴する。また、猪突猛進という言葉があるとおり、一途で情熱的なイメージもあわせてもっている。


 ■ 生徒さん作品は「金シャチの辰」

金色の如意宝珠をいただいた「金鯱の辰」です。



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