一昨日より春作の作業を始めましたが、年度初めにあたり、現在考えている農法について整理しておこうと思います。先ずは、播種前の畝準備に際して行う耕起法について。写真手前は既に耕した部分。その続きの3メートル程度の区間をこれから耕します。先に畝の右側部分を続けて耕してゆき、その後、折り返しで左側部分を耕します。
(1)草剥ぎ
畝および畝間に生えた草を立鎌で剥ぎ取ります。また、畝間に敷いてある枯草も一緒に剥ぎ取り、土だけの状態にします。剥いだ生草と枯草は、手前の耕し終わった部分の畝間に敷きます。
(2)畝をほぐす
立鎌で草の根を断ち切りながら、畝の土を荒くほぐします。
ここは、秋作でカブを作った畝ですが、わりとしっかりした団粒が残っています。しかし、ややパサパサした感じ(砂質)なので、このまま春作に入ってしまうと養分が最後まで持ちません。
(3)畝間をほぐす
枯草を敷いておいた畝間は、枯草分解で生じた養分と、地下水によって運ばれた養分を吸収して粘土化しています。そこを耕してほぐします。
パサパサした畝の土と異なり、畝間の土には粘りがあります。養分が豊富にある証拠です。
(4)畝に粘土を混ぜ込む
砂質化した畝の土に、畝間の粘土を混ぜ込んだ後、畝を盛り直します。
粘土が混ざることで、土壌団粒がより大きくなりました。しっとり感が増す(保水性向上)と同時に、粒子間の空隙が大きくなって通気性も向上しています。
(5)草敷き
次の3メートル程の区間で、(1)同様に生草と枯草を剥ぎ取り、耕し終わった区間の畝間に敷きます。
以上を繰り返して畝を準備します。
砂に粘土を混ぜ込むための耕起であり、草をすき込まないのがポイントです。
(1)草剥ぎ
畝および畝間に生えた草を立鎌で剥ぎ取ります。また、畝間に敷いてある枯草も一緒に剥ぎ取り、土だけの状態にします。剥いだ生草と枯草は、手前の耕し終わった部分の畝間に敷きます。
(2)畝をほぐす
立鎌で草の根を断ち切りながら、畝の土を荒くほぐします。
ここは、秋作でカブを作った畝ですが、わりとしっかりした団粒が残っています。しかし、ややパサパサした感じ(砂質)なので、このまま春作に入ってしまうと養分が最後まで持ちません。
(3)畝間をほぐす
枯草を敷いておいた畝間は、枯草分解で生じた養分と、地下水によって運ばれた養分を吸収して粘土化しています。そこを耕してほぐします。
パサパサした畝の土と異なり、畝間の土には粘りがあります。養分が豊富にある証拠です。
(4)畝に粘土を混ぜ込む
砂質化した畝の土に、畝間の粘土を混ぜ込んだ後、畝を盛り直します。
粘土が混ざることで、土壌団粒がより大きくなりました。しっとり感が増す(保水性向上)と同時に、粒子間の空隙が大きくなって通気性も向上しています。
(5)草敷き
次の3メートル程の区間で、(1)同様に生草と枯草を剥ぎ取り、耕し終わった区間の畝間に敷きます。
以上を繰り返して畝を準備します。
砂に粘土を混ぜ込むための耕起であり、草をすき込まないのがポイントです。