とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

カブを育む土

2019年11月12日 | 日記
今朝は浅間山が初冠雪。冬が間近に迫ってきました。


本日収穫したカブ。今年は高温多雨の影響で畝の粘土溶脱が多かったため、昨年に比べるとやや小ぶりな仕上がりです。


根が深い大根や白菜がサラサラした壌土(水はけが良い)を好むのに対して、カブやキャベツは粘り気のある埴壌土(水持ちが良い)を好みます。

西洋カブの株元の様子。


しっとりした黒い土に細根が張り巡らされています。


埴壌土は粘土含有量が多いため、握るとしっかりまとまります。


畝に十分な粘土が蓄積されていないと、水気の多い砂壌土となりハキダメギクなどの雑草が優勢になってしまいます。
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