とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

畝側面で葉物栽培

2018年05月13日 | 日記
先月植え付けた下仁田ネギがしっかり根を張って成長しています。梅雨入り前に土寄せを行います。
畝の東側面にはワサビ菜、山東菜などの葉物を播きました。


昨年まで葉物を単独で栽培していましたが、収穫後に畝が裸になり、陽射しや風雨に晒されて団粒が劣化する傾向が見られたので、今年から畝中央には栽培期間の長い野菜を植え、1カ月前後で採り去ってしまう葉物は畝側面で育てることにしました。アブラナ科の葉物は水が好きなので乾きやすい畝上部よりも畝間の窪みに近い側面の方が育ちやすい気もしています。

ミニトマトに続いてズッキーニ発芽
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一夜明けて

2018年05月12日 | 日記
遅霜から一夜明け、霜焼けしたジャガイモを再び見てみました。
凍みたのは葉先のみで、茎は青々。まずまず許容範囲です。


霜害を受けたのは、この春立てたばかりの畝に植え付けたジャガイモ。
湿り気がやや強い場所だったので、さすがに2カ月では乾き切りませんでした。
こぼれ種からわさわさ生えた雑草を削って抑えつつ、土寄せで畝を高くしようと思います。


まだ気が早いですが、ジャガイモの次に何を作るかについては、
ジャガイモの仕上がりが
(1)良ければ、通常の秋作(カブなど)
(2)悪ければ、緑肥としてライ麦
というプランで考えています。

昨秋播いたライ麦が茂る隣の区画(土質改善中)



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遅霜に耐え

2018年05月11日 | 日記
8日から9日にかけ、列島を通過する低気圧が強い寒気を呼び込み、浅間山が久々に冠雪しました。


昨日は気温が低いまま終日快晴となり、夜間の放射冷却で遅霜が降りる典型的なパターン。
明朝2℃の天気予報が出され、そして迎えた本日早朝。



一瞬目を疑いました。0.5℃・・・。
この時期ここまで冷え込んだのは初めてです。
一昨日、ミニトマトの芽が出たばかりでしたが、さすがに「これは死んだな」と思いました。

凍死したかどうかは暫くたち凍みが解けてみないと分からないので、気温が上がってから再び見に行くと・・・、

ミニトマト


キクイモ


ジャガイモ


一部のジャガイモに凍みたものが見受けられましたが、概ね影響無し。
夏野菜の畝立てをしながら、土の団粒化がだいぶ進んでいるのが分かっていましたが、その効果が目に見える形で現れ、改めて手応えを感じました。

地温を計ってみると、畝の土は通路の土よりも2.5℃ほど高く、遅霜に耐えられた理由がよく分かりました。
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冬草すき込み

2018年05月10日 | 日記
夏野菜終了後、畝を覆って団粒土を守っていた冬草(ヒメオドリコソウ、ハコベなど)が種を付けて枯れ始めました。

イタリアントマト後地の様子


立鎌を使って草を刻みながらすき込みます。


昨年までは地上部を畝間に刈り落として株元のみを畝にすき込んでいましたが、今年の春作から丸ごとすき込むやり方に変更しました。刻むのに手間がかかりますが、すき込む有機物が多くなる分、団粒化の進展が早まりそうです。

すき込み後、畝を整形して種を播きます。今年もトマトは連作です。
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雨後のソラマメ

2018年05月09日 | 日記
ニンジン後地に春播きしたソラマメが雨に恵まれて艶やかに育っています。


ソラマメ栽培は暖地の秋播きが一般的な作型で、寒冷地の春播きはあまり行われないそうです。乾燥に強いエンドウと異なり、春から初夏にかけての少雨期が苦手なのでしょうか。
例年ですと、5月上旬は連日快晴で夜間の放射冷却により早朝に霜が頻繁に降りているはずですが、今年は曇りがちで暖かく霜の気配がまるでありません。遅霜が全くないまま梅雨を迎えそうな予感がします。
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