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山三 三ツ屋染舗の歴史3

2013年04月09日 | 山三 三ツ屋染舗について

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

祖父喜代松と祖母桃江は昭和9年に結婚し

激動の戦争の時代を過ごしたそうです。

質素な生活を送り食事はご飯とお汁と漬物だったそうです。

洗い張りの工賃は50銭だったそうです。

質素な生活と努力で家を買い土地を買った事を祖母桃江から聞いています。

今の時代とても厳しい時代ですが、住む所があり食べるものがあり仕事があります。

終戦後の廃墟の中から再建した先人達の偉大さを思い

今の自分が同じ事ができるか、いつも自問自答をし、

感謝の気持ちを忘れません。

母恵美子は祖父喜代松の元で仕事を学び

昭和31年に父光雄と結婚しました。

父光雄は東京で生まれ5歳で父親に先立たれ、戦前で福祉制度が充実していなっかた時代

親戚を頼り来道し道内の農家で十数年奉公後、母と結婚したそうです。

札幌に来て困った事は道路がわからなっかった事と当時を回想していました。

洗い張りの仕事も祖父から習ったり出入りの職人さんに習ったりしたようです。

その当時は近所のクリーニング店がとても繁盛していて、大きな風呂敷包むを抱え当店を

通り過ぎる人を店の中から外を眺めながら

「あのお客さんの一人でも当店に来てくれろといいんだけど・・・」と

嘆いていた事を母から聞いています。

昭和31年12月28日に祖父喜代松は63歳で旅立って行きました。

明治 大正 昭和 戦争をくぐり抜け激動の時代を行き抜いた人生です。

三ツ屋染舗の基礎を築いてくれた祖父の改めて冥福を祈っています。



着物のお手入れでお困りな方は、

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

〒062-0902

札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

電話011-811-6926 FAX011-811-7126

メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp

営業時間 平日(月曜~土曜) 午前8時~午後6時

休日 日曜 祝日

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