思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

スケッチ画

2006年05月01日 | Weblog
私の所属する素人劇団の某メンバー(おばさん)が、ご主人と2人で東欧の旅行を計画していたが、風邪で寝込んでしまい出発2日前まで悩んだ末に、結局彼女はキャンセルしてご主人だけ参加したという。
さぞや悔しかったことでしょう。
そして、彼女は写真用はがきに印刷したスケッチ画を30枚ほど持ってきました。
絵が好きなご主人が旅先で描いた風景画です。
それが凄い。
かなり細部まで描きこんであり、写真とは比べ物にならない美しさ。
高名な画家のスケッチ画を見るような素晴らしさ。
東欧の風景が線描で描かれ水彩で色をのせてある。
ひところ私が憧れまくった描き方、とても素人とは思えない。
よく天才画家の美術展なんかに行くと、その画家のスケッチなんかが展示されていたりしますが、まさにその天才的と思えるような線で描いてある。

デジカメで撮ったものを帰ってから思い起こして描くんですか、と思わず聞いたら全部その場で仕上げるらしい。
夫婦で行くと、奥さんが買い物に精出している時間、バスの中でボーツトしている時間、ご主人は精力的にスケッチして彩色まですると言う。
それも凄いスピートで描くらしい。あれよあれよと見ているうちに出来上がってしまうという。

特に今回は奥さんが同行できなかったので、精力的に描いた様子。
彼女はそれが嬉しかったのに違いない。
B5A4版の2つ折のスケッチブックに描いたものをデジカメで写して印刷用はがきにプリントしたその技術も並ではない。
ひょっとしたらご主人は名のある画家なのかもしれない。
一度だけ演劇の発表会の日にお会いしたが、センスたっぷりの紳士だったぞ。