思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

薫風かおる

2006年05月09日 | Weblog
朝9時少し前ゴミ出し係りを務めて後、すぐ横の公園に足を運んだ。
この時間の公演は老人の公園になる。
いつもは子供達がボールを蹴ったりしてして賑やかだが、団体さんがゲートボールの準備をしている。杖を突いている人・車椅子の人、それに付き添う介護の人たち、多分ボランティアでゲートボールをさせてあげる予定なのだろう。
また孫と思しき幼児を連れた老人がベンチに腰を下ろしている。

よく晴れた朝、気持ちいい風が通っている。
並木の下のベンチに座って何と無く上を見ると、黄緑の若葉が風にサヤサヤと揺れている。
つい最近まですっかり葉を落として寒々とした木々がいつの間にか誇らしげに若葉を5月の風にそよがせている。
木漏れ日の下を自転車で通り抜ける人がいる。
子犬を連れた赤い服の若い女性が連れの年老いた男を気遣いながら近くのベンチから立ち上がる。
やっと歩けるようになった幼児が鳩を追いかけてヨチヨチと走り回るのを若い母親が離れて見ている。

全てが動き始めるようなこの季節、暑い夏を間近にした最高の時期だ。
連休も終わって私のいろんなスケジュールもスタートする。