思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

スエーデン

2006年05月11日 | Weblog
「スエーデンの挑戦」という本を読んだ。
10年前に第14刷として発行された本だから相当古いといえば古い。
古本屋で105円だからしようがない。
私は北欧諸国については殆ど知識がないといっていい。
スエーデンといっても、元バイキングとして海賊行為で有名といったきわめてお粗末な認識しかない。
半分ほど読んだが疲れてきて、後半は斜め読みというか目に付いた項目を飛ばしながら100ページほどを10分で読んでしまうという、とんでもない読書法。

しかし概略読んで『凄いことをやってる』国だなと感じ入る。
重税と超福祉の国というイメージはあるが、地球文明の中で最先端の挑戦をしている国とも言える。
国家の理念・品格に惚れてしまう。
資本主義と共産主義のいいとこ取りをして、歴史的な文明の実験をしているとも言える旨のことが書いてある。
特に女性の権利は最も進んだ最高の環境の国かもしれない。
文明の進み具合は、女性の環境がよいかどうかで測れるのかもしれない。

この本を読むと我が日本はお粗末な競争格差社会だなと思ってしまう。
貧乏人は野垂れ死にしな、といってるような社会。
外国人も住みにくい閉鎖社会。
到底文明国とは言いがたい。

女房の友人が25歳の頃スエーデン人と結婚してスエーデンに住んでいる。
体操の教師をしているとか聞いていたような気がするが、今はどうしているのだろう。
恵まれたゆったりした老後を楽しんでいるかもしれない。
現役で働いてるかな。

今月下旬に女房と北欧を旅行することになってる。
少しは勉強しておかないと。

蜜蜂

2006年05月11日 | Weblog
この時期蜜蜂の話がよくテレビに出てくる。
東京のビルの屋上で蜜蜂を飼ってみたり、パリのど真ん中で蜜蜂を飼っていたり、大都会で作られる蜂蜜は農薬の影響が少ないのでいいとか言ってた。
ということは地方の農薬をふんだんに使った花から精製される蜂蜜は農薬に汚染されているということだろうか、などとふと考える。

私はコーヒーに蜂蜜を入れて飲むことが多い。
砂糖を入れるよりはましだろうかなんて浅はかな考えによるが、結構美味しい。
但し、どうみても値段が安すぎる蜂蜜だから何が混じっているのか分からない。
この時代気にしだしたら何も食べられなくなるので気にしないようにしている。

この前、野生の蜜蜂のことがテレビで取り上げられていた。
1匹の女王蜂を中心に何千何万の大所帯で生活している。
巣は大木のムロに作るとか。
テレビカメラが進化しているので巣の中も詳細に映し出される。
春から蜜の貯蔵を開始する、そして蜜の中に女王蜂が次々と卵を生みつける。

巨大なスズメバチが襲ってくる。
撃退法は皆でよってたかって焼き殺す方法だ。
スズメバチの体に群がって蜜蜂は羽を強烈に擦り合わせて50度の高音で焼き殺す。蜜蜂は耐えられるがスズメバチは耐えられずに死んでしまう。

そして冬が来る。
雪にうずもれた巣の中で蜂蜜を食べながら春を待つ。
しかし、予想以上に冬が長引くと備蓄量が足りずに全員が飢え死にしてしまう。
その家族は全員敢え無い最期を遂げることになる。
自然の掟は厳しい。