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HN天道(てんとう)

娼婦

2006年05月06日 | Weblog
『娼婦』という言葉には不思議な魅力がある。
プロの職業。
古代から存在し現代の先進社会にも存在する。
援助交際の高校生とは格が違う。
マグダラのマリア、「脂肪の塊」に出てくる娼婦、飾り窓の女、大阪にも未だにれっきとした娼館があり引き手婆さんが店の前で客待ちしていたりする場所がある。

勿論、生活に追い詰められて最後に生きるために賭けに出た女たちだと思う。
小説・映画・戯曲といろんな形で登場するが、大概好意的に描かれており一種人格者として登場する。
自分を捨てて悲惨な世界に身を投じる覚悟が出来た女には娼婦に限らず何かしら尊敬の念すら抱く。
文字通り体を張って生きているからだろう。
そんな人たちには波乱万丈の人生が詰まっているのだろうな。
身勝手な男の奇麗事の思いといわれるだろうが。
何事であれやはりプロは尊敬する。

何でこんなこと書いてるんだろ。