その如月の 2007年04月06日 | Weblog 今日は月に一度の古典講座の日。 桜の季節なので話題は桜に及ぶ。 「西行法師」の有名な桜の歌に 願わくば花の下にて春死なむ その如月の望月の頃 があるが、如月は旧暦2月、太陽暦で3月、ほんとに桜が咲いてたの、と思っていた。 しかし旧暦と現太陽暦では最大で2ヶ月ズレル年があることが分かった。 旧暦では去年「閏(うるう)11月」といって11月が年に2回あったそうだ。 そういう場合は今年は如月は太陽暦の4月頃にあたる事になる。 多分西行もそういう年にこの歌を詠んだのであろうということだった。 なるほど納得。