人の行動はその人の思い・考え方を理解すると納得できるものがある。
女房も一つの考え方を持っている。
「私は不器用だから何でも人の2倍やらないと人並みにならないのよね、だから3倍の努力が必要なのよ」
ふむ、言ってる通りの行動をしてるな、と思う。
但し家事にはその思い入れはないように思う。
社交ダンスを始めて半年になる女性。
殆ど欠席しないが、上達は遅々として望めない感じ。
しかし彼女は言う。
「私が駄目なのは見てても分るでしょ、でも絶対に続ける。わたしこれまでは何をやっても中途半端で何の能力もないし、何一つやり遂げたことがない。ダンスも今日は休んじゃおうと思うこともある。多分そうしたらダンスも駄目になると思う。
だから何を言われてもやり遂げようと思ってる。何年かかっても。そうしないと自分は何をやっても駄目で一生終わりそうに思うから」
多分彼女は殆ど運動をしたことがないんだろうなと思うほど運動神経は鈍そうだ。
しかし、彼女のその思いには敬意を払い感服している。
何をやっても駄目と言う自らの烙印が逆の原動力になることもあるんだ、と思う。
かく言う私は器用貧乏と言うやつで、悪く言えば惨めでさえある。
「惨め」の感情は劣等感と優越感の複合体だ。
(これは蛇足)
女房も一つの考え方を持っている。
「私は不器用だから何でも人の2倍やらないと人並みにならないのよね、だから3倍の努力が必要なのよ」
ふむ、言ってる通りの行動をしてるな、と思う。
但し家事にはその思い入れはないように思う。
社交ダンスを始めて半年になる女性。
殆ど欠席しないが、上達は遅々として望めない感じ。
しかし彼女は言う。
「私が駄目なのは見てても分るでしょ、でも絶対に続ける。わたしこれまでは何をやっても中途半端で何の能力もないし、何一つやり遂げたことがない。ダンスも今日は休んじゃおうと思うこともある。多分そうしたらダンスも駄目になると思う。
だから何を言われてもやり遂げようと思ってる。何年かかっても。そうしないと自分は何をやっても駄目で一生終わりそうに思うから」
多分彼女は殆ど運動をしたことがないんだろうなと思うほど運動神経は鈍そうだ。
しかし、彼女のその思いには敬意を払い感服している。
何をやっても駄目と言う自らの烙印が逆の原動力になることもあるんだ、と思う。
かく言う私は器用貧乏と言うやつで、悪く言えば惨めでさえある。
「惨め」の感情は劣等感と優越感の複合体だ。
(これは蛇足)