※ 赤文字は一年後の追記
▼ 隙間は設計ミス?
ずさん工事すぎないか?
10ブロックごとに30センチほどの隙間(写真既報)
隙間の近写(クローズアップ)写真既報
隙間の片方から黒いパッキン(?)用のゴムが見える(2017.6.25)
足場を組んで隙間にコンクリートを流す準備?
隙間へのコンクリート充填完成?(2017.6.25)
(特殊にこの写真の隙間は天地のずれもある)
※ コンクリートパネル壁の曲りの場所は鉄筋組みゴムパッキンの生コン流し込みで塞いでつないでいるという。これで壁と壁が繋がるのか? 依然意味不明。(2018.7.1 追記)
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▼ 内部構造(=組み立て構造)の説明
津波の横圧への抵抗力は?
防潮堤の全体の内部構造が分かる写真(2017.6.25) 撮影:K.古舘
< 概略>上の写真の奥の方からの順番に
1、上物のパネルは下の部分が広く上層部が薄くなっている四角錐状形態、工場で製作したものを現地に運搬据え付け(プレキャスト)。
2、赤錆た鋼管杭は地上まで頭を出さず、櫛形状の底版の1/3 程度までしか上下連結されない。鋼管杭の支持地盤層に到達かどうか、またその接着形態は全く不明。
3、櫛形状の底版には工場であらかじめ鉄骨を写真の通り仕込んである。底版全体を一個ずつ上からクレーンで鋼管杭に連結。
※ 詳しく観察すると、鋼管杭に連結するブロックと、鉄骨を仕込んであるブロックは別々に設置されている。鉄骨ブロックを鋼管杭ブロックで横から押さえつけている構造。こんな構造で底版の強度が保たれるのか?!(2018.7.1)
4、上物パネルを上から鉄骨に合わせて底版に連結設置。連結方法は全く不明。
5、上物パネルの座りを安定させるため鉄鎖で固定。
※ (1)鋼管杭とコンクリートブロックの連結、
(2)底版そのもの(鋼管杭ブロックで鉄骨ブロックをはさむ)の連結、
(3)底版ブロックと上物パネルの連結、
(4)上物パネルの横の連結、
少なくともこれらが全部が連結不十分に見える。ゆるく、ばらばらで、津波の横圧でほどけ砕ける。(2018.7.1)